夜明け前から降り出した雨、5.5℃と寒中とは思えぬ暖かな朝、
湿度が高く靄っており、気温も7℃を上下して肌寒い雨降りの日に。
寒中に降る雨は少なく、寒い小寒から九日目(1月14日頃)に降るの雨を
『寒九の雨』と、濁りのない一番きれいな水から豊作を示す吉兆とされる。
『ひたひたと寒九の水や廚甕』 飯田蛇笏
今年は16日に次ぎ、今日22日が二度目の雨の日で、
俳句の季語として、寒中に降る雨のことを『寒の雨(かんのあめ)』がある。
『雁さわぐ鳥羽の田面や寒の雨』 芭蕉
『うとまれて声なすまでや寒の雨』 小林康治
この雨は困ったもの・・・困ったときの水滴を。
そろそろ終わり?「寒菊」も、気候の変動にお困りですかな。
「寒椿」は、まだまだ咲き続け花弁が地面を汚している。
「白侘助」も
咲き出した「有楽椿」
「スイセン」の蕾にも
来月になれば咲く?、まだ固い蕾の「枝垂れ白梅」
三月に咲く「サンシュユ」も蕾は堅い。
反対に、この雨で一人喜んでいる植物は
今日の花の『コケ・苔』Moss、花言葉は「母性愛」です。
連れ合いは夕方帰るなり、水遣りをして大事に育てている。
このところの乾燥でお困りでしたが・・・、恵みの雨ですね。