カメラを片手に

久女忌で冬苺を

奈良の朝は風もなく晴れ渡り、放射冷却の影響で氷点下2.4度と冷え込んだ。陽が差し気温は上がれば二日続けての寒日和です。
      11時

最高気温は午後2時前に13.9℃を示し、3月中旬頃の気候で、
洗濯日和になり、出かけた連れ合いに代わり今日の当番は楽だ。

花の少ない寒中のこの季節、そっと庭先で淡い紫色の花をつけはずの
ローズマリー」、10年も植え替えをしない罪で鉢植えが枯れてしまった。
このローズマリーの和名は、香りが強いことから万年香から
「迷迭香(まんねんろう))と。 花言葉は「 思い出」に。         
                     *ご近所のローズマリー


『寒き日もローズマリーの花淡し』高橋正子 
ローズマリーの花を見て思い出すのは、庭の片隅に植えてあった
      

フユイチゴ(冬苺・寒苺)』、これも枯れてしまっている。
ジャムにして重宝していたのだが・・・
      2015.1

フユイチゴ(冬苺・寒苺)は、バラ科キイチゴ属で、匍匐して地表を這い、
緑葉はハート型で、ツヤがあり、縁は鋸歯を有し、裏面に細かい毛をもつ。
花期は9月から10月で、白い花をつけ、晩秋から赤い果実がなる木苺の一種。
11月から1月のころになると、熟すことから、この名がある。

今日は1月21日は俳人の『久女忌』で、昭和初期に活躍した鹿児島県出身の
杉田久女」1946年の忌日、55歳。物資不足による栄養失調が原因とされる
なおこの1月15日に橋本多佳子さんの句を紹介しましたが、
久女は橋本多佳子に俳句の手ほどきも受けている。

久女のフユイチゴの句を
思いつゝ草にかがめば寒苺』 久女
      2015.1

蔓ひけばこぼるゝ珠や冬苺』 久女   

ローズマリーはまた買ってくるとしても、
フユイチゴは・・・天理の野山にでも行くしかないようだ。  

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