若草山もやはり秋の訪れか、緑の芝生に色の変化が見られる。

お昼過ぎの登大路の交差点、

右側の東大寺へと続く歩道では、平日なのにこの人出。
興福寺からと近鉄奈良駅から続々と観光客が来られます。
観光客は、インバウンドの方はアジア系よりも欧米系の方が目立ち、
興福寺からは日本人も多く、修学旅行生シーズンなのでしょう。

鹿も鹿せんべい目当てに、うろうろと

興福寺の東金堂と五重塔が見えてくる。

そして昨年再建された中金堂、鴟尾が輝いています。

興福寺の南大門跡の一段高い所から中金堂、両脇の四天王が拝めます。



そして国宝の東金堂と五重塔、来年には大修理の予定の国宝の五重塔、
覆屋に囲まれる前に是非、この景色を見て頂きたい。

猿沢池の映る五重塔も

重文の南円堂、西国三十三所観音霊場の第九番札所で、左手に橘の実が
色づき、例年は一年に一日だけ明日10月17日だけ御開帳される国宝の
御本尊「不空羂索観音菩薩像」、四隅に去年、国宝に指定された
「四天王立像」がにらみをきかせています。お時間のある方は是非!。
*追加》 10月20日記載
今年は六年ぶりに「南円堂」と「北円堂」の特別公開が同時に始まり、
同時に公開されるのは6年ぶりのこと、来月11月10日までです。
「北円堂」は日本に現存する八角円堂のうち最も美しいとされ、
ご本尊の「弥勒如来」など国宝を含めた9体の仏像を拝観できます。


そしてその南の下には、もう一つの国宝の塔「三重塔」が、
訪れる人もおらず、寂しげに佇んでいます。
国宝の塔が二つもある寺は興福寺だけなのに!

北へと向かう坂道に、北円堂が見えます。


ぼっとできる興福寺は楽しめますよ。