カメラを片手に

石垣島の於茂登岳登山

今朝の最低気温は23.0℃、午前9時は気温と湿度は27.5℃、73%で、東の春日
奥山は湿度が高いためか靄っており、上空に雲の塊があり、南の空は青空!
 

暑くなりそうな夏の様相を示し、10時の気温は29.9℃と真夏日一歩手前、
午前11時に気象庁は北陸地方に平年より6日早く梅雨明けした模様と発表が。

やはりナウキャストでも地面が温まるにつれ、寒気に座りで全国的に局所的な
雨雲が見られ、この不安定な天候はもう少し続きそう。
奈良市の予想最高気温は33℃で、梅雨明けの発表は週末か・・・。

     ナウキャスト10:30      気象衛星ひまわり画像10:30

このように天気予報は、アメダス、気象レーダーや気象衛星等を利用して我々
の生活になくてはならないものになりました。
特に静止気象衛星「ひまわり」は、現在は運輸多目的衛星として打ち上げられ
、ひまわり8号(2014年打ち上げ)が観測を担い、ひまわり9号(2016年打ち上げ)
は待機運用機として赤道上空約36,000km の軌道上で2029年までの間、安定的
かつ持続的な気象衛星観測を続ける予定になっている。

日本で初めての静止気象衛星「ひまわり1号」は、アメリカのケネディ宇宙セ
ンターから打ち上げられたのは、1977年の今日、記念日『ひまわりの日』に
      ひまわり1号

さて石垣島三日目は於茂登岳登山で、昨日は登山口(奥の小広場とも)まで。
      
行程
上り68分)登山口9:55‥祠10:00‥滝分岐10:16‥最終水場10:32‥11:03頂上
下り60分)頂上11:13‥滝分岐‥12:13登山口  
          *下山は道が濡れて滑りやすく、二度の尻もちで、ゆっくり下る

小さな登山口、注意すれば親切にも貸し出しストックが置かれていたのに
      

9時55分登山開始、下りれば小川で、傍には板根が向い入れてくれました。
      9:55

渡れば、一部コンクリートで固められた立派な登山路、林間で暗く湿度も高い
ので、滑りやすいのです。しっかりと足を置いてと声を掛けながら登る。
      

10時に地図では祠と書かれている場所に「大御岳ぬ清水」などの碑などが、
頭を下げて登らせていただきますとお願いを。       10:00

直ぐに水場が

10分ほど上れば、視界が広がり、於茂登岳が望めます。

左側の谷筋を見れば、海が見えるはず・・・      
      (帰りの写真)

10時16分、左は瀧、分岐点だが連れ合いはさっさと右へ、


再び自然が残された亜熱帯の樹林帯に突入、
イタジイの巨木これ?

これを過ぎると、小さなヘビが道筋に出て藪へと。ハブ?かも
途中一人の下山者に合い、ご挨拶、蜘蛛の巣を払っておいたからねと?
なんのことでしょうと疑問に思っていた。
  *頂上のササのトンネル内に蜘蛛の巣が張っていたらしい。

花崗岩が濡れ滑る足元に気が・・・最後の給水場迄上ってきた。  10:32  
 

ここから急登が始まります。

10分ほど上れば、道は緩やかになり、周りもリュウキュウチクサに覆われ始
め、周りが見えない暗い道で、ここから長く感じられた。
      10:43

      10:49

視界が開けるも、まわりはガスでつつまれていた。
左手に気象レーダードームがあり、アマチュア無線用のレピータ施設も
      11:00

右手にはコンクリートの建物があるが不明、その前を通れば、現れたのは
リュウキュウササの深い藪、県天然記念物の「アサヒナキマダラセセリ」蝶の
食草となるササで、山頂は特別保護に指定され刈ることができないのです。
ササは円形の通路になり、背の高い我はしゃがんで通るのですが、20mほども
かき分け進むのですが、顔のあたりに枝先が当たり、大変な目に。
そして恐れていたことが、2回目のササのトンネルを抜けて、三角点525.5mに
到着して気付いたこと、眼鏡が消えている。帰りの探すことに。
上りは1時間8分で頂上に立つことができました。
      11:03

直ぐ近くに於茂登岳と板書が                 11:03

ここは低めだが、これほどまでササが覆っている
      

この石の上に上がり、周りを見渡すが・・・

海が見えるはずなのだが・・・               11:10


10分ほど頂上に滞在したが、11時15分、晴れそうもなく、下山となる。
ササのトンネルで眼鏡を探すも・・・見当たらず、そのまま下るのみ
頂上付近雄ササが始まる地点では、ガスが取れてきているではありませんか。海が微かにみえますが・・・余裕がありません。足元に気がいく
      11:30

初めは気をつけて下りて行ったのだが・・・よく滑ります。
日ごろ使わない筋肉ですから、次第に疲れが出てくる。
連れ合いが滑り、アッと言ったとたん我も滑ったりしました。  
上りでヘビを見たあたりで、足元にとぐろを巻くヘビに遭遇、
あっと飛びこしても、ヘビはそのまま、間違いなくハブでした。 
ヘビに注意の表紙句は本当ですよ              11:39

瀧の場所も素通りで連れは降り続ける。           
かなり下りてきたが、突然視界が開け、海が微かに見える。   11:57

祠の場所では、無事登らせていただきましたと頭を下げ、下り続ければ
12時13分に登山口に着く。湿った下りの登山道、1時間で下りられた。

この小川の日陰で10分の休憩をとる。標高155m程だが蒸し暑さが襲う。
最後のペットボトルの水を飲みほしたが、小川の水を飲む気にはならない。
登山口を12時27分に立ち地道に。連れは山では慎重だったのに、軽快に下り
ていきます。
      

そしてアスファルト道を下りていけば、於茂登岳の頂上のガスが晴れている。
      

こんあこともあります。道筋でヤギの親子に慰めてもらったよう・・・
      

マンゴー農園があったが、昼休み中で呼んでも返事がない。
トボトボ歩き、於茂登バス停に12時57分に着き、登山口から30分ですね。
へとへとになって着き、少し脱水症状が出ている。
慣れない気候での登山、屋久島の宮之浦岳でもこんな症状になったことを
思い出した。
ここから眺める於茂登岳は、又ガスが出てきたようだ。


次のバスは13時36分、40分ほど待ち時間ができました。
近くにベンダーがあり冷たい炭酸水を買ってきてくれ、一息つけば、
バッグに止まる蜻蛉・オニヤンマ?に気づき、和ませてくれているようだ。
      

連れ合いはというと、ガジュマルに掛けられたブランコで遊んでいる。


ここには辛かった於茂登地区の「開拓の碑」が建てられている。 
沖縄から昭和32(1957)年5月に琉球政府最後の移民として入植され、
石ころだらけの土地を一から開墾し、水をひき、苦労をされて豊かな畑を
子や孫に引き継がれている。
       

13時36分のバスにのり、ホテルには14時9分に着き、風呂にザブーン。

今回の石垣島旅行の目的の於茂登岳登山、眼鏡という失くし物もあったが、
沖縄県の最高峰、神の山に無事登らせていただけた。
ありがとうございます。

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