カメラを片手に

東大寺二月堂周辺を歩く

今朝の最低気温は日付が変わった頃の8.5℃、朝方にかけ9℃台が続き、生暖さ
を覚える朝、春の陽差しで21℃まで上昇し、4月中旬頃の陽気になるらしい。
東を見れば春日奥山はぼっと・・・春霞?、
いやいや「PM2.5」で今後一週間は「やや多い」「多い」が続くとのこと。
PM2.5、ピークのスギ花粉、乾燥と直射日光もあり、外出は控えたいほど。
      11時、17.7℃、54%

さて3月4日お昼に二月堂に伺い、二月堂下までのブログの記事は進んでいる。
今日12日の深夜(13日未明)に別名の由来の行事、若狭井からの「お水取り」、
香水(こうずい)を汲み上げ、十一面観音に捧げる儀式です。
      生飯投げ終わり

北の回廊を、一段と大きな「籠松明」(長さ約8m・重さ約70Kg)に導かれ
「練行衆」が上堂されます。
      

上がれば、練行衆は二月堂内陣へ、籠松明は下の写真の高欄から突き出され
      

     (二月堂は1669年の再建で国宝に指定されている)
高欄を移動し

南の端で「籠松明」が揺り動かされて火の粉が舞い散りますね。      

しかしコロナ禍で、今夜だけは誰も二月堂へ近づけず、関係者だけに。
ニコニコ動画のライブでご観覧を
        

さて二月堂を参拝し下れば「開山堂」、開山良弁(ろうべん)僧正の像(国宝)
が祀られ「良弁堂」とも呼ばれる。良弁忌の12月16日のみ開扉されます。
檜皮葺の屋根が真新しい門、内部には昨年のお松明が・・・
  

そして開山堂南側の庭に奈良三椿の一つ『糊こぼし椿』があり、開花はまだ
二月堂内陣に飾られる造花の「糊こぼし」の元になります。
      3/4

「四月堂」の北側の濡れ縁に、水盤に飾られた糊こぼし椿が置かれるはずが
置かれておらず、寂しい限り。ここの仏さまには無料で拝観できます。
2016.3.4

「四月堂」は通称で旧暦の四月に法華三昧行を行い正式には「三昧堂」、
1681年の再建で、寄棟造二重、本瓦葺き。普賢堂とも呼ばれる。
明治36年から本尊は「千手観音菩薩立像」現在、東大寺ミュージアムに移り、
二月堂から「木造十一面観音像」(平安時代、重文)がお越しに。
狭い堂内には「木造阿弥陀如来坐像」(平安時代、重文)、「阿弥陀如来坐像」
「普賢菩薩像」と「空海像」がおられました。 

       三昧堂(四月堂)👆              開山堂👆

その東側には「法華堂(三月堂)」が

拝観入り口は、東側になります。


そして校倉造りの「法華堂経庫」重文、1696年に正倉院近くから移築され、
奈良時代のものと考えられる。
東側にも校倉の「手向山八幡宮宝庫」(奈良時代、重文)があり油倉とされる
      

「手向山八幡宮」の裏参道

その前には塔頭の「観音院」がある。
鐘楼への道を下れば、塔頭の「上之坊」への石段が、
今年の練行衆・南座衆之二「平岡慎紹」

鹿のウンチを掃除されているのは茶店の方・・・
「鹿鳴館」暖簾の雅号は「秋艸道人」 「会津八一」の字

鐘楼の広場までやってきた。 次回に続く

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