カメラを片手に

奈良公園、荒池と鷺池も人工池

早いものでもう三月朔日、二番目の孫の高校卒業式、おめでとう!!!
着物を着て出席し、ラインで写真が送られてきて嬉しい限りです。

今朝の奈良の最低気温は深夜の5.9℃、この暖かさで早朝は霧が発生、でも日
中は薄雲がかかるも晴れ渡り、最高気温はなんと19.7℃と4月中旬の気候に。
      12時、16.0℃、52%

 NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ハハコグサ・母子草」、別名として
ゴギョウ(御形)で春の七草の一つで、他にオギョウ、ホオコグサ(這子草)、
ブツジグサ(仏耳草)、ソジ(鼠耳)、モチバナ(餅花)と呼ばれる。

かつては、葉を草餅や団子のなかに入れたが、緑色の鮮明なヨモギがこれに
代わった。だが粥や天ぷらの食材として用いる地方もあるようです。

花言葉は「いつも思う」「優しい人」
      

日当たりのよい道端などに普通に見られるキク科の越年草、高さは20~30cm
全体に白軟毛があり、葉は先が丸みを帯びたへら状で、互生し、冬期はロゼッ
ト葉で過ごし、春になると茎を伸ばして花を付け、春になると茎の先端に頭状
花序の黄色い小花を多数つける。

春の季語として古くから俳句や短歌などにたびたび登場します。
   『老いて尚なつかしき名の母子草』 高濱虚子
 
開花期の全草を水洗い後に天日で乾燥させれば、生薬「ソキクソウ・鼠麹草」
葉に毛があり鼠の耳のような形、花が粒状で黄麹に似ていることからの命名。
江戸時代中期の類書「和漢三才図絵」に
「ソキクソウ、フキの花、熟地黄をそれぞれ焙り、混ぜれば三奇散(さんきさん)
炉にくべて煙を吸うと痰咳によいと、また皮膚病には全草の黒焼き粉を作り、
ゴマ油で練ったものを患部に塗布するとよいと」記されている。

ネットサーフィンをしていると已己巳己この読みと意味は・・・
四文字熟語の様ですが、思い出せません、というよりは知らない!!情けない

読みは、1つ目の「己」は呉音から「こ」と、2つ目の「己」は漢音で「き」と
「い‐こ‐み‐き」と読むと。
大辞泉によれば、三種類のよく似た字形『已』・『己』・『巳』、
それぞれの字形が似ているところから⇒互いに似ているものをたとえていう語
類義語は「瓜二つ」「大同小異」、対義語として「雲泥の差」「不一致」など。

先に奈良ホテルに関してブログ記事を書いたが、北側にある荒池で水鳥が遊ぶ
荒池は明治時代に築造された農業用水溜池、国道のため東西に分断されている
その由来を記す石碑(1997年)が国道169号沿いに建つ。


碑には、明治16年・19年と続けて大干ばつにあい、1920年に三ヶ村(現在の
三条町、大森町、杉ケ町)が灌漑用のため池として苦労の末築造した。
      

苦労された西側の堤(10mはあるようだ)が難工事だったようです。


水鳥が泳いでいきます。
ヒドリガモの様ですね。


奈良ホテル側の池畔にも
遠くて不明、散策のつもりのためズームを持ってきていないので?

でも今日から三月、水辺の鳥たちもそろそろ北帰行でしょうか。

その上流にある、浮御堂で有名な「鷺池」、由来はと調べれば・・・
鷺池は明治30年代、県が奈良公園の改良を目指し、川上村の大林業家、土倉
庄三郎らの意見を聞いて、一部人工美林への樹種展開を計画した際、併せて
景観形成の水辺として1905(明治38)年に築造されている。
20年後の大正時代、志賀直哉の小説にも出てくる。
         2024.11.8

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