雲の多い一日、朝の最低気温は24.5℃から上がれば午後1時前に35度を越え、
最高気温は午後2時半の36.3℃、三日続けての猛暑日になった奈良です。
明日の夕方から雨模様らしいが、この雨は東北から北陸地方にて再びの豪雨
との予報もされており、最大限の警戒が必要ですね。

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「スカシユリ・透百合」、ユリ科の
多年草で、中部以北の海岸に自生し、交配の母種として用いられる。
鮮橙色の地に赤褐色の斑を散らした六弁花 (実際は三弁花と三萼片)を、上向き
に咲かせることが特徴で、花びらの付け根部位が細く、茎の基部が透かして
見えることが名前の由来とされている。
花言葉は「注目をあびる」

今日はヘンドリック・アントーン・ローレンツ(Hendrik Antoon Lorentz)の
生誕170年の日です。ローレンツって誰?
ローレンツ力、ローレンツ変換などに名を残されたオランダの物理学者で、
アインシュタインも時空間を記述するのにローレンツ変換を利用した。
1902年にゼーマン効果の発見とその理論的解釈にてノーベル物理学賞を受賞
熊野三山の旅③は「熊野速玉大社」へ
熊野本宮大社駐車場を10時10分頃に出て、熊野川沿いを車の流れに乗って
新宮へ向い、国道42号に突き当たり少しだけ走れば、左手の車窓から見え始
めるのは「熊野速玉大神と熊野夫須美大神」の主神降臨の「ゴトビキ岩」を
祀る神倉神社が神倉山中腹に現れるも、今回はパスと連れ合いが言う。
なお日本書紀に神武天皇が神倉に登拝されたことが記されている。

熊野川を渡る手前を左折すれば、鳥居前を右折して10時50分に熊野速玉大社
駐車場に到着。一画に「新宮市立 佐藤春夫記念館」があるが、ここもパス。

下馬橋 (太鼓橋)を渡り、大鳥居をくぐり参拝をしましょう。
社伝では、景行天皇58年この地に遷座し、速玉之男神の名から社名をとる。

橋を渡れば、左手に佐藤春夫句碑がある。
『秋晴れよ丹鶴城址児にみせむ』佐藤春夫

なお境内には佐藤春夫の大きな詩碑もある。確か駐車場だったか?
望郷五月歌の一部を抜粋する
・・・・・・
空青し山青し海青し
日はかがやかに
南国の五月晴(さつきばれ)こそゆたかなれ
心も軽くうれしきに
日はかがやかに
南国の五月晴(さつきばれ)こそゆたかなれ
心も軽くうれしきに
・・・・・・
また野口雨情の歌碑『国
まもりか速魂さまの御庭前まで神さびる』
どこにあるのでしょうか、次回のお楽しみに
大鳥居で頭を下げ進む参道右手に、「手力男神社」祭神:天之手力男命
「八咫烏神社」祭神:建角見命

参道右手に、1957年(昭和32年)築の神宝館、改修も終わり再開された。

その向かいには、御神木「ナギの木」1159年に平重盛の手植と伝えらる。
天然記念物で高さ20m、幹周り6m、推定樹齢850年~1000年ともされる。

ナギは凪に通じ、ナギの実を束ねたものやナギの枝を護符にする。
又ナギの葉の葉脈は縦で、横に引っ張っても千切れにくいことからお守りや、財布に入れれば金が逃げないともされる民間信仰がある。

後白河法皇の歌碑

狛犬がおられる


手水舎で浄め、神門をくぐれば・・・

速玉宮(第二殿) の祭神は「熊野速玉大神」

結宮(第一殿)の祭神は熊野夫須美大神(熊野結大神)


二殿と三殿の間に奥御前三神殿があるが見えない。
祭神は天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神
上三殿(第三殿(証誠殿)・第四殿(若宮・神倉宮))
第三殿祭神は家津美御子大神・国常立尊、
第四殿若宮祭神は天照大神、第四殿神倉宮祭神は高倉下命

八社殿の祭神は中四社、天忍穂耳尊-瓊々杵尊-彦火火出見尊-鵜葺草葺不合命

下四社(国狭槌尊・豊斟渟尊・泥土煮尊・大戸道尊・面足尊)

右端に「新宮神社」と恵比寿神社が


全景です。

世界遺産の記念碑と「さざれ石」がある。
令和二年二月二日早朝、数千万年の歳月をかけ、浜に打ち上げられたと。

速玉大社神門横にはオガタマノキ、招霊とも表すほどの神木です。
ミカドアゲハの食草でもある。

大禮殿の後ろに「烏集庵」という茶室を見つけた


コロナ禍でからか、手入れが???あまり使われていないような感じでした。
お参りも終わり、さあお昼ご飯、地元出身の佐藤春夫も愛した
「うなぎ料理 鹿六」に向かいました。