祝日「海の日」の今朝の奈良、最低気温は23.8℃と爽やかさを覚えたが、
それもあっという間、午前9時半には30度を越え、真夏の陽射しで午後4時前
35.8℃迄上がり猛暑日となった。
気象庁は東北以南に熱中症警戒アラートを発令、今年最多の32都府県に。
原因は上にチベット高気圧、その下には太平洋高気圧という 「ダブル高気圧」
の影響らしい。真綿で締め付けられるような暑さでしょうか。
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NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ハマオモト(ハマユウ・浜木綿)」
ヒガンバナ科で海岸に生える常緑性の多年草で夏には白い線状の花を咲かす。
ヒガンバナ科で海岸に生える常緑性の多年草で夏には白い線状の花を咲かす。
和名の由来は葉がオモトに似ており海岸に生えることからとされる。
また一般的に呼ばれる「ハマユウ・浜木綿」は、花が神道神事で用いられる
白い布=木綿(ゆう)のように白く垂れることからです。
花言葉は「どこか遠くへ」「汚れがない」
花言葉は「どこか遠くへ」「汚れがない」
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熊野三山の旅②は熊野本宮大社へのお参りです。
鳥居前に、9回の行幸された白河上皇の御製歌
『咲き匂う 花のけしきを 見るからに 神のこころぞ そらにしらる』
意)参道に咲きほこる花の様子を見るたびに、
熊野の神の御心が、それとなく知られるよ
古くから多くの人がこの地を目指して歩かれてきた。自然万物に神が宿ると
いう、日本の宗教観そのもので、皆様はどのような思いを・・・。
熊野を初めて詣でた上皇は907年の「宇多法皇」、二回目は80年後992年の
「花山法皇」、3回目はそれから約100年後1090年に「白河上皇」です。
この白河上皇は9回もの熊野御幸をされて以後の熊野ブームを生み出した。
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なお本殿の右側に御製の歌碑がある。
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ここから石段をあがり、途中の「祓戸大神」にお参りして下さいね。
3本足の八咫烏(ヤタガラス)がおられる「手水舎」で浄めて・・・
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八咫烏は熊野三山で違っているのをご存じですか。
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熊野本宮大社の社務所前にある郵便ポストは黒く塗られ、八咫烏がおられる
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さて珍しく人のいない授与所、御朱印で並ばれているのですが
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この先の白いテント下に夏越の祓「茅の輪」が置かれていた。
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その脇には28回の行幸された「後鳥羽上皇」の御製歌の歌碑がある。
「はるばるとさかしき峯を分け過ぎて 音無川を今日見つるかな」
意)遥々と険しい峯を分け過ぎて音無川を今日見たことだ。
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先に苔むした昭和15年の旧社標「官幣大社熊野坐神社」近衛文麿公爵の揮毫と
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神門をくぐれば、より一層厳かな雰囲気に包まれまる。
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お参りする順番は・・・
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証誠殿(第三殿 重文・1810年建立)
主祭神:家津御子大神(別名は素戔嗚尊、本地仏は阿弥陀如来)
旧社地大斎原のイチイの木に降臨したと伝わり、木の神と崇められ、
本地仏としては現世の浄土として信仰を集めておられる。
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結宮(第一殿(西御前)・第二殿(中御前)、重文・1802年建立)
二殿祭神:速玉之男神 第一殿祭神:熊野牟須美大神・事解之男神
(薬師如来 ) (千手観音)
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若宮(第四殿(東御前)、重文1802年建立)祭神:天照大神(十一面観音)
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⑤満山社 結ひの神(八百萬の神)
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全景は・・・
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左側端に平安中期、熊野へ詣でた「和泉式部祈願塔」があります。
最後の休けい地「神向山」に着くころ、月の障りとなった和泉式部、
「晴れやらぬ 身のうき雲のたなびきて 月のさわりと なるぞかなしき」
穢れた身での参拝はできない―と、ここから熊野を伏し拝んだ式部に、
その夜の夢枕に現われた熊野権現のお告げ(返歌)が
「もろともに 塵にまじわる神なれば 月の障りも何か苦しき」と
無事、参ることができたという
実は、歌の功徳によって神仏からご利益を受ける歌徳説話の一種で、一遍上人を開祖とする時衆一派の念仏聖が、他の宗教と違い「浄不浄をきらはず」の
時宗宣伝の一つとして和泉式部の伝説を持ち込んだと考えられ、南北朝から
室町時代にかけて熊野信仰を全国に広めている。
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そして手前左側には拝殿がある。面白い形体ですね
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拝殿脇に大きな「おがたま」の樹、神木霊木で、神楽舞の鈴はこの実を模す
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三度目の参拝になりました。
参拝を終えたれば、まだ午前10時を過ぎ、お昼ご飯は鰻料理「鹿六」本宮店と
考えていたが早すぎる。
混む新宮の本店、12時の予約を入れてもらえば、空いていてほっとした。