奈良の今朝の最低気温は10.2℃と二桁、移動性高気圧と暖気に覆われたため、
午後3時過ぎ24.2℃迄上がる。
この季節外れの暑さは週末まで続き、25℃越えの夏日になるとの予報。

先日の大渕池公園・東地区で秋を感じられたのは、ニシキギの紅葉でした。
東アジア原産、ニシキギ科の落葉低木で、材は細工物に使われ、特に良質の
版木になる。さらに樹皮はかつては和紙を作るのに用いられていた。
「ニシキギ・錦木」の和名は、紅葉の美しさを「錦」のような織物に例えて
おり、錦木紅葉とも呼ばれるほどの美しさは、ニッサやスズランノキととも
に、世界の三大紅葉木の一つになります。

葉は対生し長さ2 ~7cmで、葉縁には細かい鋸歯がある。
別名は「ヤハズニシキギ」、茨城栃木では「キツネノカミソリ」、そして
「カミスリバラ」 や「カミソリマユミ」など方言名が多数存在する。
初夏に葉腋から集散花序を出し、淡黄緑色で小さな4弁花を1~6個つける
秋に赤く熟し、割れた果皮から橙赤色でほぼ球形をした小さい種子が露出する

紅葉は始まったばかりのよう。

若い枝では表皮を突き破りコルク質が出て、節ごとに十字対生し、
2 ~ 4枚の板状の翼(よく)に発達する。
中国では「衛矛・えいほう」、
英語では winged spindle〈翼のある紡錘〉や「burning bush」と。

ところが、今年の異常気象からか、ツツジがまだ咲いておりました。

公演入口のケヤキ・欅並木、散る葉もあるも暖かさからか色付きは悪そうだ。
