湿った空気のなか今朝の最低気温は24.4℃、雲が多いが日差しもあり、気温は
午後3時過ぎには34.0℃迄上がり、外に出ればすぐ汗が吹き出す始末。
今日「九州南部は梅雨明け」の報、梅雨前線が北上したためで、近畿地方は南
から暖湿な大気が流れ込んで、不安定な大気が続くようです。
このため近畿の梅雨明けは来週にずれ込むかもしれない。

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ハマユウ・浜木綿(ハマオモト)」
東アジア原産、ヒガンバナ科の常緑性多年草で、光沢のある葉の間から太い
茎(偽茎)を伸ばし、7~9月にその先に白い線状の花を咲かせます。
その花は夕方~深夜に満開になり、香ることが特徴とされている。
和名の由来は、浜の近くで咲き、神事に使われる木綿(ゆう)に似ていること
そして別名の「ハマオモト・浜万年青」は、浜の近くで咲き、肉厚で長い葉が
オモト(万年青)に似ることから

神事に使われることで、万葉集にも登場している。
万葉集 第四巻、496番 柿本人麻呂
原)『三熊野之 浦乃濱木綿 百重成 心者雖念 直不相鴨 』
詠)「み熊野の 浦の浜木綿(はまゆふ) 百重(ももへ)なす
心は思へど 直(ただ)に逢(あ)はぬかも」
意)熊野の浦の浜木綿が幾重にも重なり合っているように、
あなたのことを幾重にも心で思うけれど、じかに逢うことはできない
花言葉は「どこか遠くへ / 汚れがない」

もう一つ、明治時代に輸入されたハマオモト属の栽培種の「インドハマユウ
印度浜木綿」がある。
これは通称名で、正式名称は「アフリカハマユウ」、違いはハマユウが線状の
ヒガンバナに似た花に対し、インドハマユウはユリに似た大柄な花が特徴です

今年も小庭で、種が落ちて咲きだした一日花「オシロイバナ・白粉花」です。
花は夕方開き、芳香があることで、和名は「ユウゲショウ・夕化粧」とも呼ば
れるが、吸密には花筒が長いことで、口吻の長いスズメガが送粉に関わる。

南アメリカ原産で、日本には江戸時代始めごろに渡来すると、花が美しいため
観賞用に盛んに栽培されるも、現在は広く野生化している。
