暖かい朝と思えば午前7時過ぎの15.5℃が最低気温、最高気温は23.3℃に。
昼前から雲が覆い、夕方以降明日朝まで小雨が降るという。
この後は冬型の気圧配置となり、今日の最低気温が最高気温になる日が続く。

やっと気が付いた小庭の片隅、花径3cm前後の黄色い花が満開でした。
キク科、東アジア原産の常緑多年草の「ツワブキ・石蕗」です。
和名の由来は、葉が蕗(フキ)に似て、つやがあることから艶葉蕗(つやはぶき)
が転訛したといわれ、英語ではJapanese silver leaf
なお漢字「石蕗」と表示されるのは、岩や石の間に生えることからと。
暑さ寒さに強く、冬でも濃い緑色の腎心形の葉を保ち、斑入りや獅子葉などが
好まれ、10月~12月にかけ径3cm前後、黄色の頭花を散房状につける。
別名は「ツワ・橐吾」、「イシブキ・石蕗」、「イソブキ・磯蕗」
花言葉は咲く様子から「謙遜」「困難に負けない」

90年前1934年のこの日、物理学者で当時奉職中の大阪大学講師「湯川秀樹」
が中間子仮説を発表している。
翌年1935年に「素粒子の相互作用について」を発表、中間子(現在のπ中間子)
の存在を予言する論文を出すも評価されず。その後中間子によく似た重さの
新粒子「μ(ミュー)粒子」が発見されて注目され、1939年京都大学教授に。
戦後1947年にセシル・パウエル等が実際にπ中間子を発見したことで、1949年
日本人初のノーベル賞受賞(物理学賞)に繋がり、戦後の日本に力を与えた。
*現在中間子(meson)は、クォークと反クォークのペアで構成される粒子で
πパイ中間子・K中間子・ηエータ中間子など約100種が発見されている。
湯川語録の名言、たくさん残されている中で一つ紹介します。
『一日生きることは、一歩進むことでありたい』
この暖かで、多分赤とんぼの代表種オスの「アキアカネ・秋茜」が飛来した。
カメラをとってくる間に、尻を向けてしまう。

オスは成熟しても胸部や頭部が赤くならず、メスには腹部背面が褐色のままの
ものと赤く色づくものがあると。
交尾で産卵された卵は半年間程で、水中や湿った泥の中で越冬し、春に水田に
水をはる頃に孵化し、幼虫(ヤゴ)として3~6ヶ月程暮らし、成虫になると。

近づきすぎたのか、此処にはおられないと言って飛び去った。
メスを探しているか、でももう11月中旬、相手も少なくなり、1年1世代の蜻蛉
寿命もあとわずかなのにこんなところに来ても見つからないよ。