今朝も暖気が残り8.0℃と暖かな朝、でも寒気が流れ込んできているようで、
冬雲が押し寄せ、風は冷たく最高気温も10.9℃の奈良です。
今後は寒中に相応しい寒さが戻って来るようですね。サブ!
14時、10.5℃、57%
今日は「禁酒の日」、1920年の今日アメリカで禁酒法が実施されたことから、
だが問題が噴出し、1933年には禁酒法自体が廃止されている。
我は今日、禁酒した方が・・・やはり熱燗が恋しいですね。日本酒といえば
酒造りの神様が祀られているのは奈良県桜井市三輪の大神(おおみわ)神社です。
昨年の11月9日、拝殿などに吊るされた二つの「大杉玉」径1.5m、重さ200㎏
が掛け替えられ、最後に巫女が「志るしの杉玉」と書かれた木札を付けた。
奈良新聞より
なぜ大神神社と思われますでしょう。いわれは『日本書紀』の崇神天皇条、
高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)が天皇に神酒を献じた時に歌っている。
「この神酒(みき)は 我が神酒ならず 倭なす 大物主の
醸(か)みし神酒 幾久(いくひさ) 幾久」と
大物主神のご神助により、会心の美酒を造ることが出来たと記されており、
このことからご祭神が酒造りの神として敬われています。
11月14日に新酒の醸造の安全を祈る「醸造安全祈願祭(酒まつり)」が行われ、
全国の酒造家・杜氏・酒造関係者が参列され、醸造安全の赤い御幣と酒屋の
シンボル「しるしの杉玉」が全国の酒造家・醸造元に授与されている。
小さなもので奉納料3万円ほどで授与して頂けると聞き及んでいる。
シンボル「しるしの杉玉」が全国の酒造家・醸造元に授与されている。
小さなもので奉納料3万円ほどで授与して頂けると聞き及んでいる。
さらに奈良市の「正暦寺」が日本清酒発祥の地であると言われ、
①仕込みを3回に分けて行う「三段仕込み」
②麹と掛米の両方に白米を使用する「諸白(もろはく)造り」
③酒母の原型である「菩提酛(ぼだいもと)造り」
④腐敗を防ぐための火入れ作業行うなど
近代醸造法の基礎となる酒造技術が確立されていた。
今年も1月9日に「菩提酛造り」が行われる「菩提酛清酒祭」が開催された。
菩提酛を用いて造られたお酒は、八つの酒造元(今西酒造、上田酒造、葛城
酒造、菊司醸造、北岡本店、倉本酒造、八木酒造、油長酒造)です。
菩提研HPより
これを全て試飲できるお店はというと奈良町の「なら泉勇斎」さんですね。
小さいですが杉玉が掛けられ、有料試飲でき、販売もされております。
試飲はカウンターだけで、コロナ禍で6人程度と制限されておられますが。
お酒を頂けば頬もほんのりと赤くなりますね。
自宅小庭では、桃色の有楽椿がやっと咲きました。
一般的には紫を帯びた桃色、一重咲き、筒咲き、中輪の椿で、室町期に中国か
ら渡来したツバキ属の原種と、日本のヤブツバキとの間にできた珍しい椿で、
侘助椿(わびすけつばき)の生みの親とされる。
名の由来は、織田信長の実弟「織田有楽斉長益」が茶席の花として愛用し、
京都では「有楽椿」、江戸では「太郎冠者(たろうかじゃ)」と呼ばれている。
太郎冠者の由来は狂言、主役のシテに従事する召使いを太郎冠者と呼ばれ、
忠実な従僕である一方、主人を向こうに回して才気煥発で酒好きの横着、
悪戯心ももった人物像なのでしょう。