カメラを片手に

興福寺南円堂、国宝特別公開

良いお天気につられてお昼過ぎに、法相宗大本山『興福寺』の
南円堂と北円堂の6年ぶりの同時国宝特別公開の拝観に。


1000円を支払うと、お土産で「ゆかり」のふりかけも

ご朱印はこんなにも並ばれておりました。

西国三十三所観音霊場、九番札所の『南円堂』、藤原冬嗣が
父内麻呂の冥福を願って813年に建立された国内最大の
木造八角円堂で、現在は4代目1789年の建物です。


「右近の橘」はもう色づき始めており、
左近は桜ではなく、藤原氏の氏寺ですので「左近の藤」に。


入堂すると、国宝ばかり配置図です。

御本尊の「不空羂索観音菩薩座像」、康慶作、寄木造、1189年
鎌倉時代の作だが、奈良から平安時代の伝統が・・・
手に羂索が、あれ鈴に繋がらず、
身にまとわれる鹿皮は藤原氏との関連性を示唆します。




そして火焔光背をつけ、四方に四天王立像(1189年、康慶作)
持国天、増長天、広目天、多聞天様が・・・


法相六祖座像(康慶作、ヒノキ材、1189年)
貢献された学僧で、玄昉、善珠、玄賓、行賀、常謄、神叡様


二廻りさせていただきました。見飽きません。
出ると、国宝の三重塔がこんな景色で見えるのでした。


さあ次は北円堂に向うと、南円堂の北側からの入堂者が・・・

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