カメラを片手に

サクラタデが

秋雨前線が通過した朝方は20.9℃と蒸し暑ささえ感じるほどで、曇り空の奈良
       10時

昼前には大陸の高気圧に覆われ始めると、陽が照り始め風も吹いてきた。
明日からは日に日に気温が下がり、過ごしやすくなるらしいが、南海上に
台風14号(チャンホン)が発生した。
週末以降日本列島に近ずくコースをとり、前線が刺激され、近ずく前から
大雨も予想されている。
なお予報円は大きく、予報を日々確認されることをお勧めします。
一番下の孫が来るので、週末は晴れてくれるとありがたいのだが・・・
  

一昨年その孫の住む近くの山に『サクラタデ・桜蓼』が咲いていた。
少年はそこが秘密の場所なりき地蔵堂うらサクラタデ咲く』鳥海昭子 

一株だけ持ち帰り、小庭の隅に植えておいたら、昨年は庭師さんに抜かれた。
でも根が張っていたのか、今年は松の根元で群落に。
       

「サクラタデ」は日本から朝鮮半島の水辺に生えるタデ科の多年草、
雌雄異株だが、茎は高さ60cm内外、先端の尖った10cm前後の葉が互生する。
茎の先端に5㎜ほどの小さな花を穂状に8月末から10月に咲かせる。
名の由来は花の色と形がサクラのように見えるためだが、実は花びらに見え
る部分は5つに深く裂けたがくに当たり、蕾の方が紅色が濃いようだ。


花言葉は「愛くるしい」
桜蓼さしうつむきて媚びにけり』 富安風生
別名「楊貴妃蓼」とも いわれるほど美しいと・・・

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