カメラを片手に

天然記念物・吐山スズラン群落への帰りにカルミアに

今朝もよく晴れた奈良、15.0℃から上がる気温は、今シーズン初の真夏日、
31.7℃迄上がりました。
      16時、31.1℃、29%

今朝からスケジュール空きの連れ合いを連れて、当時の南限のスズラン群落
として、昭和5年11月19日に指定された天然記念物「吐山スズラン群落」と
向淵スズラン群落」へ行ってきました。
天理IC付近から名阪国道に乗ろうとすれば、交差点に警察官の姿が、理由は
昨日から上皇ご夫妻は奈良に滞在中、午前中は皇室とゆかりのある中宮寺を
訪問、本堂の修復も支援されており、本堂の国宝の菩薩半跏像を拝礼され、
さらに午後には文化財の保護に心を寄せられて「なら歴史芸術文化村」で
文化財の修復作業などについて説明をお聞きになり、16時過ぎに宿泊地の
奈良ホテルへお戻りになられたようです。(TVで拝見)
明日、東京に戻られ4泊5日にわたる京都・奈良の地方訪問を終えられます。

帰り道、14時頃演奏会のチケットを貰いに友達の家に寄ろうと、奈良ホテル
へ向かう道路に入れば、各交叉点に多くの警察官の姿に驚きました。
19日からの「G7広島サミット」に駆り出されていると思えば・・・
奈良ですから、さもありなんですね。

まずは、奈良市吐山町の吐山スズラン群落へ。
      

国道369号から看板(駐車場はない)に従い800mを歩く。
      
      
      

上りばかり、15分ほど歩けば入り口に。
      

      



小さくて、林間の暗さに目が慣れれば、可憐に咲いている。




咲き始めで、週末が見頃となることでしょう。
なお群落を下りれば、一台の県外ナンバー車が・・・
駐車場がないのに、無謀にもやってきており、Uターンに苦労されていた。
田んぼでは、一羽のシラサギが飛び立てば、カラスと争っていた。
      

田んぼでは田植えが盛んでした。
      

家の前の畑で、ジャガイモの畝返しをされている85歳の女性、目が合い
”メークインですか、それとも男爵”と声を掛ければ・・・世間話に。
お話しするうち、エンドウ豆をもいで、さらにタマネギも抜いて白玉にまで
有り難いことです。
      

そして裏庭にシャクナゲが咲いているので見て行ってと・・・・
カルミアとシャクナゲが・・・
カルミアは枝で色変わりして珍しいとのこと。

 
ツツジ科の「カルミア」は北アメリカ東部原産で、コンペイトウのような
色濃いつぼみから、パラソルのような個性的な五角形の花びらで、中央から
放射状に入った模様も愛らしく、雄しべの先は花弁のくぼみの中に収まり、
虫が飛んできた刺激でこの雄しべが飛び出し、花粉が散っていくという
不思議な特徴をもつ。
葉がシャクナゲに似ることで別名「アメリカシャクナゲ」と。
 


一期一会の出会い、愉しませていただきました。    

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