夜明け前から雨が降り出し4.0℃と暖かな師走の30日と思いきや・・・
昼前には陽の光が差し込み昼過ぎの11.8℃まで上がっのに、にわかに曇り
再び雨も小一時間で止んだ。でも晴れ間が見えたと思ったら

午後2時前から最強の寒気の吹き出しに伴う強い西風と雲に覆われ、一気に
寒くなりました。
そして午後6時前から本格的な雪雲が流れ込み、雨交じりの雪が小一時間も。
今夜からさらなる寒気の吹き出しで、明日は雪の舞う一日になりそう。
さてGoToトラベルが1月11日迄現在一時停止されていますが、7月中旬の富山
と7月下旬の御在所宿泊が自己申告でのGoToトラベル適用になり、8月中旬に
35%の宿泊金返還金請求を済ませたが、昨日やっと銀行口座に振り込みが。
こんな場当たり的な政策で関係者は大変でしょうね。
でも国民一人10万円の特別給付金やGoToトラベルでの感染拡大、その余波で
高級旅館の調度品などの持ち去りが相次ぎ、日本人を貧相にする政策になる
のではないでしょうか。
今後も国の税金(ほぼ赤字国債)を直接給付するのは将来的にも如何なものか。
年末最後のため息でした。
年末の様子を紹介します。
28日にぷらっと平城京跡北側の歌姫街道沿い、京都と奈良の国境にある
延喜式内社『添御県坐神社・そうのみあがたにいますじんじゃ』を訪れれば、

甘菜辛菜の蔬菜類を皇室に貢納する神社で、大和国六御県神社のひとつ、


注連飾り等、初詣の準備は終わり静かな境内で、一足早く初詣気分に。

祭神は建速須佐ノ男命
武乳速之命
櫛稲田姫之命

古くは旅行者は土地の道の神に幣(ぬさ)を捧げて道の無事を祈るのが通例で
境内には左側に万葉集巻三(三〇〇) 長屋王の歌碑がある
『佐保過ぎて 奈良の手向に 置く幣ぬさは 妹を目離めかれず 相見しめと』
意)佐保を過ぎて寧楽山の手向けとして置く幣は、
妻と長くは離れず無事に帰ってまた会えるようにと祈るものです

右側には菅原道真の百人一首の歌碑が手向山八幡宮だけではなく、ここにも
『このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに』

なお境内の端に、弁財天と彫られた石碑と灯篭が
もとの弁財天神社もあったようだ。

また手前の集会所・横には地蔵尊も祀られ、迎春準備万端でした。

『地蔵菩薩の加護をうけ すくすく育つ里の子等
聲も高く楠の木のごと 太くなれ』

地元の皆様の厚い信仰心が伝わりました。