秩父鉄道の石灰貨物輸送は有名で、散々先人たちが撮って来たものだ
なので私は気が向いたら撮りに行こうくらいの感じだった
秩父より奥に行く貨物列車があるということは、石灰石を積み込む施設があるはずだくらいには思っていたのだけど、何の気なしに調べたら貨物専用構外側線なんていうワードが出てきたものだから興奮気味である
元々貨物線や専用線というキーワードが大好きだったのだけれども、飯山鐡道が発電所開発時に構外側線なる貨物専用線を持っていたというのを調べていく過程から感覚がおかしくなった
この過程で、私は飯山鐡道の構外側線はどういうものだったのかと妄想を膨らませ過ぎている
そんな妄想が妄想を呼ぶような過程を経た上で、現役で定期の貨物列車が走る構外側線があるとか、自分で見に行きたいじゃんねぇってことで、秩父に行って来たのだった
影森駅構内から伸びる線路は一番左が本線である。 場内信号機の背面が見える
影森駅の構内側線に過ぎない線路は出発信号機も場内信号機も無い
おそらく、入換標識などでの進路開通も表示されていないのではないかという具合で
行きつく先は鉱山だった
この影森駅、昭和電工専用線という軽便鉄道もあったらしく、本線とは切り離されつつも輸送を担っていた線路も伸びていたとある
案外、飯山鐡道の構外側線もこんな感じだったのかもしれない
越後鹿渡や越後田沢の本線から現場まで分岐して免許も取得していたらしい側線や、未だ掴み切れていない西大滝からダム建設現場までは本線から切り離された軽便鉄道だったかもしれないので免許や記録が出てこないのかもしれないし、十日町から千手発電所までは特殊狭軌線として敷設された軽便鉄道のような工事用専用線だったらしいので、案外そんなものだったのかもしれない。
かもしれない