信濃川発電所の施設には柵として転用されたレールが多い
しかし、それらの多くは本線用のレールの転用であり、明らかに軽便用のレールと言えそうなものは無かった
そんな状況で私が現地調査を行っていて唯一見付けられた当地での軽レールは、水路に掛かる橋の上にあるということは以前に紹介した通りである
今回、古レールに詳しい方に古レールの刻印の解読をしていただいたので、紹介したいと思う
IV? 1922 U S A
CAMBRIA G? 20LBS
CONSTECO
CAMBRIA
G H H No? 13 B(断面不明20ポンド?)
2030? ILLINOIS(20ポンドARA-B型?)
U S A 2040(20ポンドASCE型)
USAは会社が分からない。
US 製鋼会社カーネギー(CARNEGIE (Edgar Thomson Plant), US Steel)などでUSAの刻印があるようです
CAMBRIAはカンブリア製鋼会社(CAMBRIA STEEL Co.)
1923年より Bethlehem Steel 傘下
CONSTECOはベスレヘム製鋼会社(Bethlehem Steel Co.)の代理店
B.S.COと書かれたレールはこの会社の系列らしい
ILLINOISはUS 製鋼会社イリノイ(ILLINOIS, US Steel)
これもアメリカの会社
G H H はグーテ・ホフヌングス・ヒュッテ(GuteHoffnungsHutte)というドイツの会社である
八幡製鉄所における日本でのレール製造(官営八幡製鉄所)は、このGHH社からの技術導入により開始されたらしい
アメリカ製のレールが多いイメージですが、ドイツ製も入ってきていたようです。
古レールは完全に専門外なので詳しいことは、その道に詳しいところを参照頂きたく存じます。
しかし、それらの多くは本線用のレールの転用であり、明らかに軽便用のレールと言えそうなものは無かった
そんな状況で私が現地調査を行っていて唯一見付けられた当地での軽レールは、水路に掛かる橋の上にあるということは以前に紹介した通りである
今回、古レールに詳しい方に古レールの刻印の解読をしていただいたので、紹介したいと思う
IV? 1922 U S A
CAMBRIA G? 20LBS
CONSTECO
CAMBRIA
G H H No? 13 B(断面不明20ポンド?)
2030? ILLINOIS(20ポンドARA-B型?)
U S A 2040(20ポンドASCE型)
USAは会社が分からない。
US 製鋼会社カーネギー(CARNEGIE (Edgar Thomson Plant), US Steel)などでUSAの刻印があるようです
CAMBRIAはカンブリア製鋼会社(CAMBRIA STEEL Co.)
1923年より Bethlehem Steel 傘下
CONSTECOはベスレヘム製鋼会社(Bethlehem Steel Co.)の代理店
B.S.COと書かれたレールはこの会社の系列らしい
ILLINOISはUS 製鋼会社イリノイ(ILLINOIS, US Steel)
これもアメリカの会社
G H H はグーテ・ホフヌングス・ヒュッテ(GuteHoffnungsHutte)というドイツの会社である
八幡製鉄所における日本でのレール製造(官営八幡製鉄所)は、このGHH社からの技術導入により開始されたらしい
アメリカ製のレールが多いイメージですが、ドイツ製も入ってきていたようです。
古レールは完全に専門外なので詳しいことは、その道に詳しいところを参照頂きたく存じます。
長文失礼をいたしました
ご祖父様が鉄道省の技師の方とは、発電所とご縁が深かったのですね。
ご覧いただき、また感想を頂けると私も探索し記事を書いた甲斐があります。
吉田のグラウンドの軽レールは存じ上げませんでした。軽便が通っていた吉田中学校の向かいにあるスポーツセンターのことでしょうか。機会があれば調査を行いたいと思います。
祖父は鉄管路の担当もしていました。3期工事を過ぎた頃に国鉄を退職し某K島建設へ入社していました。たぶん天◯りでしょうね。
また、土器が出土した切通は軽便のものでしょうか?そうでなくとも、土器をアピールしている土地ならではですね。
鉄管路の御担当とは、ご祖父様は重要な部分を任されていたのですね。サージタンクの設計や、鉄管路の担当もされていたとは、重要な施設ばかりです。