マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

EVEを始める時が来た

2013-09-10 21:16:33 | LCD
ついにその時がやってきました。机の上で、積み基板化状態になっていましたが、埋没する前、その姿がまだ見えているうちに、引っぱりだして火を入れる時がやってきました。

5月くらいに買ってあった、MikroElektronikaのConnectEVEです。裏側はこんなです。


FT800部分拡大画像

これまで、FT800に関してはデータシートはあったものの、実際にソフトウェアを組む際に必要となるProgrammer's Guideが公開されていませんでした。そのため、基板はあっても使い方がわからないという悲しい状況が続いていたのです。そんな状況が、先週末に一変しました。FTDIがProgrammer's Guideならびに関連するアプリケーションノートやサンプルソースを公開してくれました。また、LCDの付いた評価ボードの販売も開始されています。

これまでもMikroElektronikaからは開発環境を購入することは可能でしたが、同社のコンパイラが必要になるは、FT800用ライブラリはあってもソースが公開されていないとか、制約が多くて使う気になれませんでした。ようやくと情報が公開されたので、これで自分の好きなマイコンにつなげてみることができます。

と、いうわけで早速実験環境を用意。SAM3Sとつながてみました。FT800はI2CまたはSPIでつなぐことができますが、ConnectEVEはSPI接続専用となっています。そこで、とりあえずSPIのCS, CLK, MISO, MOSIの4本と、パワーダウン制御用GPIOの1本だけを接続。オーディオと割り込み端子は未接続ですが、この5本がつながっていれば、動作確認はできるので。

現在、FTDIのサンプルデモの移植作業中です。