LPCXPressoが新たにLPC1768用の開発ボードを用意したことで話題になっているようです。NXPのサポートページでもガイドが更新されて、LPC1768ボードの回路図もアップされています。
LPCXPressoの写真と回路図を見るたびに気になるのは、基板左側のLPC-Linkの方。右側のターゲットMCUよりもはるかに強力なLPC3154が搭載されています。こちらはARM9 180MHzです。内蔵フラッシュは無いし、ボード上のSPIフラッシュも未実装ですから、USBからブートして動作するんですね。LPC315xにはLPC3152もありますが、LPC3154は3152にAESエンジンを追加したものになっています。LPCXPressoではAESを搭載したLPC3154を使うことで、USB経由でダウンロードするコードを暗号化しているのでしょう。
回路図を見て、ほんとに贅沢というかモッタイナイと感じさせられるのは、次のような部分です。
これだけ魅力的だとどうしてもLPC1768よりもLPC3152/3154の方にそそられてしまいます。Embedded Artistsのボードなんかも魅力的なんですが、SODIMMコネクタのボード作るのが面倒そうです。やっぱ、ヘッダーボードとかで使えるとありがたいのですが。。
LPCXPressoの写真と回路図を見るたびに気になるのは、基板左側のLPC-Linkの方。右側のターゲットMCUよりもはるかに強力なLPC3154が搭載されています。こちらはARM9 180MHzです。内蔵フラッシュは無いし、ボード上のSPIフラッシュも未実装ですから、USBからブートして動作するんですね。LPC315xにはLPC3152もありますが、LPC3154は3152にAESエンジンを追加したものになっています。LPCXPressoではAESを搭載したLPC3154を使うことで、USB経由でダウンロードするコードを暗号化しているのでしょう。
回路図を見て、ほんとに贅沢というかモッタイナイと感じさせられるのは、次のような部分です。
- まず、アナログ機能の贅沢さ。CODEC機能を搭載しており、内部でI2Sとつながっています。ヘッドフォンアンプもあるし、ご丁寧にFMチューナ接続用の端子まで用意されています。これだけ見ても、FM付きMP3プーレヤをLPC3152を使って作り直してみたくなります。
- そしてさらに、Li-ion電池の充電器機能もあります。携帯ガジェット作るには、うれしい機能です。
- PCMインターフェースがあるので、W-SIMもつなげられそうです。
これだけ魅力的だとどうしてもLPC1768よりもLPC3152/3154の方にそそられてしまいます。Embedded Artistsのボードなんかも魅力的なんですが、SODIMMコネクタのボード作るのが面倒そうです。やっぱ、ヘッダーボードとかで使えるとありがたいのですが。。