ようやくと、デモ動画を用意しました。
ほとんどの操作をDualSenseから行っています。音楽の再生時に再生画面全体をスクロールして、リスト表示に遷移したり戻ったりする操作は、スティックを上下に動かすことで達成できるように機能を追加しました。また、サウンド再生画面でのスライダー操作やチャート画面のスクロールもスティックを上下左右に動かすことで操作できるようにしました。
サウンド画面でのスライダー操作や画面のスクロール操作は、キーパッド入力として扱っているボタン操作でも達成することは可能なのですが、操作が面倒になるのでより直感的に操作できるスティックの方が扱いやすいと考えました。
これらのスティック操作は、USBのHIDドライバから独自メッセージをGUIアプリに送ることで実現しています。DualSenseにはタッチパッド機能もありますので、これをLVGLのポインター入力デバイスとして扱えば、ジェスチャー検出機能を使って操作することも可能ですので、そのうちに試してみようかと思います。
Discoveryボードの左上部にある青いLEDは、SDカードへのリードアクセス時に点灯させています。音楽の再生が始まると、FLACファイルへのアクセスが頻繁に生じていることが良くわかります。