【東京都知事選】宇都宮健児氏の善戦について。- 2014.02.10
都知事選、脱原発派は敗れたのか 鎌田慧氏が寄稿:朝日新聞デジタル
>選挙戦がはじまったとき、細川選挙事務所にいってみると、運動員はいない、ビラはない。街宣車のマイクが小さい。指揮系統がはっきりしない。集まってきたボランティアは、仕事がなく、すごすご帰るありさまだった。「地上戦なしの空中戦」が、選挙責任者の方針だった、という。
態勢を組み直されたのは、当初の運動責任者が一掃されてからである。そのときは、もうすでに一週間がすぎていた。つまり、「舛添が勝った」というより、細川選対の準備不足の敗北だった。
なぜ「勝てる候補」であったはずの細川氏が負けたのか。
これは今後の事を考えるためにも検証する必要があるでしょうね。
やはり、ギリギリまで出馬を遅らせた、「地上戦なしの空中戦」のみの選対、そして選対が途中で揉めた・・・これではやはり得票数3位もやむを得ないお粗末さですね。
事前の各社の世論調査で舛添、細川、宇都宮が2:1:1という結果で、舛添がダブルスコアでリードしていたのに「地上戦なしの空中戦」で勝てる訳がありません。
これは致命的なミスと言わざるを得ない。
やはり、こういう体制で早々と「細川支持」を決め、そして終盤まで「一本化」という名の「宇都宮降りろ」を繰り返しやってしまった鎌田慧さんらの「判断」が間違っていたように思います。
これでは、たとえ宇都宮氏が降りたとして一本化できても、細川氏が勝つ事はなかったでしょう。
情勢を見極めつつ、的確な判断を鎌田さんらにはしてほしかったなぁと思いますね。
今回負けたからといってあきらめるのではなく、原発再稼動を止めるべくまた頑張ってほしいものです。