小出裕章さんにきく。(2) - 原発再稼動について。- 2014.04.28
大飯原発運転差し止め:「250キロ圏の人格権侵害」指摘 - 毎日新聞
>福井県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機を巡る21日の福井地裁判決は、関電に運転差し止めを命じ、原発の安全性に強く疑問を投げかけた。東京電力福島第1原発事故を受けた司法判断で、これまでの同種訴訟の判断と異なり、「地震大国日本で現実的で切迫した危険」があるとし、事故が起きれば半径250キロ圏内の住民の人格権が侵害されると認定した。福島原発事故後の新基準に基づき、原子力規制委員会の審査が進む中、関電が描く再稼働へのシナリオに大きな影響が出ることは必至だ。
福島原発事故後、各地の裁判所に原発の安全性を争点にした訴えが相次いでいる。大飯原発を巡っては大阪地裁と大阪高裁が運転差し止めを求める住民らの仮処分申請を却下しており、司法の判断は分かれた。
福井地裁判決は、大地震の際に安全性が保てないと指摘した。具体的には、(1)想定以上の地震が到来する危険がある(2)想定以下であっても、核燃料を冷やすのに欠かせない外部電源や給水機能が失われる可能性がある(3)事故時に放射性物質が原発敷地外に漏れないような堅固な設備がない−−などとした。
そして大飯原発の安全性は「確たる根拠のない楽観的な見通しのもとに成り立ち得る脆弱(ぜいじゃく)なもの」と厳しく批判した。
>事故が起きれば半径250キロ圏内の住民の人格権が侵害されると認定した。
昨日の大飯原発差し止め訴訟の勝利は本当に良かったですね。
「却下」の不当判決が出るものだとばかり思っていたので意外でした。
しかも、原発銀座の福井でこの判決が出た事は大きい。
それだけ、原発に対する認識が3.11以降大きく変わったという事でしょうか。
■250キロ圏内の住民の人格権侵害。
そして、250キロ圏内の住民の人格権侵害が認定されたというのも大きいですね。
つまり、250キロ圏内に住んでいれば、住民として原告になれるという事で、数万~数十万の原告による集団訴訟もありうるかもしれませんね。
それならインパクトも大きいのではないでしょうか。
なにより、これだけ多くの人が「人格権の侵害」となれば、原発を動かすなんてとんでもないとなるのは当然。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2013年5月21日(水)
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