Situation Normal

忘れないように……

フランス映画祭2009 その2

2009-03-09 12:10:50 | 映画祭
今週3月12日(木)から15日(日)まで「フランス映画祭2009」が催されます。

来日ゲストは今のところ以下の通り。俳優陣はたった7名と今年は寂しいですね。ゲストが少ないためか、上映後のQ&Aに今年は日本人ゲストを招くようです(各トークショーのゲスト)。

団長
ジュリエット・ビノシュ
監督
コスタ=ガヴラス(「Z」「戒厳令」)
ヴェラ・ベルモン(「女優マルキーズ」)
ディアーヌ・キュリス(「年下のひと」)
ダニエル・トンプソン(「モンテーニュ通りのカフェ」「シェフと素顔と、おいしい時間」)
ジョジアーヌ・バラスコ(「彼女の彼は、彼女」)
パスカル・ボニゼール(「ランジェ公爵夫人」などリヴェット作品の脚本)
クリストフ・オノレ(「ジョルジュ・バタイユ ママン」)
フィリップ・ハイム
ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
パスカル・ロジエ
ジャン=ポール・ジョー
ピエール・ショレール
カティア・ルコウィック(短編)
女優
アンヌ・コンシニ(「愛されるために、ここにいる」)
ブランカ・リー(「ピガール」)
マルジャーナ・アラウィ
ヴァヒナ・ジョカンテ
マチルド・ゴファール(子役)
男優
ジョルジュ・アギラ(「バグダッド・カフェ」)
その他
ミシェル・レイ・ガヴラス
ドニ・ウェストホフ
ロン・ディエンス

ちなみに、ジュリエット・ビノシュ出演作『夏時間の庭』は昨年のフランス映画祭2008での上映候補にあがってました。1年先送りしたため、『夏時間の庭』の初お披露目は先月のアーツ&クラフツ展での上映に譲ることになってしまいました(参照)。

あと、3月3日の記事でフランス映画祭2009について書いたのですが、セザール賞について書き忘れていました。投稿後に書き足したのですが、ここにも改めて書いておきます。

3月12日(木)
 『夏時間の庭』 L'Heure d'été - 助演女優賞ノミネート
 『ジョニー・マッド・ドッグ』 Johnny Mad Dog

3月13日(金)
 『美しい人』 La Belle Personne - 脚色・若手女優・若手男優賞ノミネート
 『コード』 Le Code a changé
 『顧客』 Cliente

3月13日(金)オールナイト
 『マーターズ(原題)』 Martyrs
 『伯爵夫人』 The Countess
 『ミュータント』 Mutants

3月14日(土)
 「短編特集」 - 『スキゼン』 Skhizein が短編賞ノミネート
 『サガン ―悲しみよ こんにちは―』 Sagan - 主演女優・助演女優・衣裳デザイン賞ノミネート
 『ミーシャ/ホロコーストと白い狼』 Survivre avec les loups
 『シークレット・ディフェンス』 Secret Défense

3月14日(土)オールナイト
 『コード』『顧客』『シークレット・ディフェンス』
 『西のエデン』『ジョニー・マッド・ドッグ』『美しい人』

3月15日(日)
 『未来の食卓』 Nos enfants nous accuseront
 『ベルサイユの子』 Versailles - 主演男優・第一回監督作品賞ノミネート
 『華麗なるアリバイ(仮題)』 Le Grand Alibi
 『西のエデン』 Eden à l'Ouest

参照:
フランス映画祭2009公式サイト
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ - 会場


フランス映画祭2009まで

2009-03-03 12:06:35 | 映画祭
来週3月12日(木)から15日(日)まで「フランス映画祭2009」がTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催されます。この映画祭は、1993年から毎年開催されているもので、第12回までは6月に横浜で催されていました。2006年からは3月開催となり、会場も東京等に移りました。

東京に移ってからのフランス映画祭は、2006年は上映本数が多すぎて玉石混淆。2007年は本数は減ったものの、その殆どが日本公開決定済みで、有料の試写会と言ってもいいものでした。

それが、2008年には日本公開未定作品が半数を占め、と言っても2006年のようなレベルの低い作品ではなくて、ラインナップ的にも横浜時代に近い気がして好感が持てました。

ただ、フランスの映画会社側からは、日本で公開予定の作品をもっと上映して、日本でのフランス映画のヒットに繋げたいとの要望が出たようです。なので心配していたのですが、2009年も日本ではこの機会でしか観られそうにない映画が半数を占め、ほっとしました。

ちなみに、フランス映画祭での上映本数(長編のみ)は以下の通り。2006年(もしかしたら1994年も)の上映作のうち1本は前年上映作のアンコール上映。
  • 1993年(第1回 横浜) 14本
  • 1994年(第2回 〃 ) 15本
  • 1995年(第3回 〃 ) 14本
  • 1996年(第4回 〃 ) 16本
  • 1997年(第5回 〃 ) 21本
  • 1998年(第6回 〃 ) 17本
  • 1999年(第7回 〃 ) 20本
  • 2000年(第8回 〃 ) 20本
  • 2001年(第9回 〃 ) 20本
  • 2002年(第10回 〃 ) 18本
  • 2003年(第11回 〃 ) 22本
  • 2004年(第12回 〃 ) 18本
  • 2005年(第13回 〃 ) 18本
  • 2006年(第14回 東京・大阪)    30本
  • 2007年(第15回 東京・横浜・大阪) 16本
  • 2008年(第16回 東京・大阪)    13本
  • 2009年(第17回 東京)       15本

また、今年の上映作品は以下の通りです。
3月12日(木)
 『夏時間の庭』 L'Heure d'été
 『ジョニー・マッド・ドッグ』 Johnny Mad Dog
3月13日(金)
 『美しい人』 La Belle Personne
 『コード』 Le Code a changé
 『顧客』 Cliente
3月13日(金)オールナイト
 『マーターズ(原題)』 Martyrs
 『伯爵夫人』 The Countess
 『ミュータント』 Mutants
3月14日(土)
 「短編特集」
 『サガン ―悲しみよ こんにちは―』 Sagan
 『ミーシャ/ホロコーストと白い狼』 Survivre avec les loups
 『シークレット・ディフェンス』 Secret Défense
3月14日(土)オールナイト
 『コード』『顧客』『シークレット・ディフェンス』
 『西のエデン』『ジョニー・マッド・ドッグ』『美しい人』
3月15日(日)
 『未来の食卓』 Nos enfants nous accuseront
 『ベルサイユの子』 Versailles
 『華麗なるアリバイ(仮題)』 Le Grand Alibi
 『西のエデン』 Eden à l'Ouest

なお、2月27日(金)に発表された第34回セザール賞では、今年の上映作から以下の部門にノミネートされていましたが、どれも受賞はなりませんでした。
『夏時間の庭』
 助演女優(エディット・スコブ)
『美しい人』
 脚色、若手女優(レア・セイドゥ)、若手男優(グレゴワール・ルプランス=ランゲ)
『サガン ―悲しみよ こんにちは―』
 主演女優(シルヴィ・テステュ)、助演女優(ジャンヌ・バリバール)、衣裳デザイン
『ベルサイユの子』
 主演男優(ギョーム・ドパルデュー)、第一回監督作品賞

参照:
フランス映画祭2009公式サイト

2008年の映画祭・特集上映

2008-12-26 09:57:20 | 映画祭
2008年4月9日から観たい映画を備忘録として書いてきました。その中であげた映画祭(4月9日~年末)をリストにしてみました。取り上げ忘れてるものや、単なる特集上映もありますが、来年以降の参考になれば。

4月以前の映画祭や、関東以外の映画祭、海外の映画祭については書いておりません。山形国際ドキュメンタリー映画祭公式サイトのリンク集などを参考にしてください。

2008年
4月26日(土)~5月16日(金) ソビエトアニメ劇場
4月26日(土)~5月30日(金) チャップリン映画祭(再)

5月1日(木)~5月6日(火・休) イタリア映画祭2008(第8回)
5月16日(金)~5月24日(土) 爆音映画祭 BAKUON FILM FESTIVAL 2008(第1回)
5月16日(金)~6月5日(木) EUフィルムデーズ2008(第6回)
5月22日(木)~5月25日(日) シネマアフリカ2008 in 横浜
5月28日(水)~5月31日(土) スペイン映画祭
5月31日(土)~7月11日(金) タイ式シネマ☆パラダイス

6月6日(金)~6月14日(土) ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2008
6月9日(月)~7月12日(土) 白夜映画祭II ~ロシア、グルジア、そしてパリ~
6月20日(金)~6月27日(金) 第3回難民映画祭
6月28日(土)~7月4日(金) 香港レジェンドシネマフェスティバル

7月5日(土)~7月6日(日) ダイゲイ フィルム アワード 2008 in TOKYO
7月11日(金)~7月21日(月・祝) 第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
7月12日(土)~7月18日(金) ファンタスティック!チェコアニメ映画祭(再)
7月18日(金)~8月10日(日) スターライトシネマ PLUS 2008(第9回)
7月19日(土)~7月21日(月・祝) スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン(第1回)
7月19日(土)~7月21日(月・祝) イメージフォーラム・フェスティバル2008(第22回)(再)
7月19日(土)~7月25日(金) 第30回ぴあフィルムフェスティバル(PFF) 東京会場
7月19日(土)~7月27日(日) SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2008(第5回)
7月24日(木)~7月27日(日) 第24回あきる野映画祭
7月26日(土)~8月1日(金) 第30回ぴあフィルムフェスティバル(PFF) スペシャルプログラム

8月2日(土)~8月15日(金) 白夜映画祭II ~ロシア、グルジア、そしてパリ~(再)
8月9日(土)~8月17(日) 第16回キンダー・フィルム・フェスティバル
8月18日(月)~8月30日(土) THE MOVIE KING お台場映画王 2008(第5回)
8月23日(土)~8月29日(金) 横浜フランスアニメーション映画祭2008(第1回)
8月23日(土)~9月5日(金) 中国インディペンデント映画祭
8月23日(土)~10月3日(金) 台湾シネマ・コレクション2008
8月30日(土)~9月19日(金) ボリウッドベスト

9月5日(金)~9月7日(日) バイシクル・フィルム・フェスティバル2008(第4回)
9月5日(金)~9月15日(月・祝) フランス映画の秘宝~シネマテーク・フランセーズのコレクションを中心に~
9月11日(木)~9月17日(水) 第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭
9月13日(土)~9月15日(月・祝) 第12回水戸短編映像祭
9月13日(土)~10月10日(金) 海外アートアニメーション@トリウッド 2008 秋
9月27日(土)~12月19日(金) 韓流シネマ・フェスティバル2008 ラブ&ヒューマン(第4回)

10月4日(土)~10月5日(日) 第3回世界自然・野生生物映像祭 in 東京
10月10日(金)~10月13日(月・祝) ブラジル映画祭2008(第4回)
10月12日(日)~11月3日(月・祝) KAWASAKI しんゆり映画祭(第14回)
10月18日(土)~10月26日(日) 第21回東京国際映画祭
10月18日(土)~12月19日(金) 中国映画の全貌2008(第9回
10月19日(日)~10月22日(水) 第21回東京国際女性映画祭 映像が女性で輝くとき
10月19日(日)~10月22日(水) コリアンシネマウィーク2008(第8回
10月19日(日)~10月22日(水) 2008東京・中国映画週間(第2回
10月23日(木)~10月25日(土) ショートショートフィルムフェスティバル&アジア「フォーカス・オン・アジア」
10月31日(金)~11月1日(土) 世界のCMフェスティバル2008 in TOKYO
10月31日(金)~11月3日(月・祝) ドイツ映画祭2008(第4回)

11月1日(土)~11月5日(水) 第9回NHKアジア・フィルム・フェスティバル
11月8日(土)~12月12日(金) カラヤン フィルム・コンサート
11月21日(金)~11月24日(月・祝) 第1回したまちコメディ映画祭in台東
11月22日(土)~11月23日(日) 第8回伊参スタジオ映画祭
11月22日(土)~11月23日(日) ロシアアニメーションフェスティバル2008
11月22日(土)~11月30日(日) 第18回映画祭TAMA CINEMA FORUM
11月22日(土)~11月30日(日) 第9回東京フィルメックス
11月28日(金)~11月29日(土) 大阪ヨーロッパ映画祭 in 東京(第3回)
11月28日(金)~11月30日(日) 第7回横濱学生映画祭

12月13日(土)~12月19日(金) 韓国映画ショーケース2008(第2回)
12月13日(土)~12月28日(日) オペラ映画フェスティバル -イタリアオペラ名作の森-
12月20日(土)~1月23日(金) フレンチシネマで5週間

個人的には、映画館に置かれてるチラシを手に取ることで映画祭の開催を知ることが多いです。映画祭主催者の方々にはぜひとも映画館にてチラシを早めに置き、できれば予告編も流していただきたいです。