今朝の朝日新聞を開くと、Amazon(アマゾン)の「Kindle」(キンドル)とソニーの「Sony Reader」(ソニー・リーダー)の写真が目に入りました。「メディア衆論 テレビとネット、悩ましき関係」という座談会(?)が載ってるオピニオン面です。
コンテンツ・ビジネスにおけるハードとソフトについての話で、「Hulu」(フール)や「Vevo」(ベボ)の話題が出た後、Amazon.comの電子書籍の専用端末「Kindle」(キンドル)の話題に及び、日本テレビの土屋さんが「ソニーも欧米で電子ブックリーダーを出したし、アップルも投入するという」と発言したことを受けての写真掲載でした。
キンドルの後を追ってソニーが出したようにも受け取れる文章でした。本当は、アメリカで「Sony Reader」(ソニー・リーダー)が売れたのを受けて、Amazon.com(米アマゾン)が電子書籍端末に乗り出したのになぁ。
というわけで、最近の電子書籍専用端末(電子書籍リーダー、電子ブックリーダーとも呼ばれます)の歴史を簡単に振り返ります。
日本で2004年に出た「ΣBook」(シグマブック)「LIBRIé」(リブリエ)はそれほどヒットしませんでした。2006年にアメリカで「Sony Reader」(ソニー・リーダー)を出して向こうで話題になっても、日本では話題にならず。「Sony Reader」(ソニー・リーダー)が人気となって売れて続々と新機種が出ても、これも日本では話題にならず。ところが、Amazon.com(米アマゾン)の「Kindle」(キンドル)が出ると話題に。
まぁ、「ΣBook」や「LIBRIé」は端末やソフトの販売方法などもネックとなって、日本では人気が出なかったと思います。しかし、ガジェット好きな人たちの間での日本での「Kindle」(キンドル)人気は意外で、ビックリしました。
現在、アメリカでは続々と色んな会社から電子書籍端末が出てきています。果たして日本ではどうなるんでしょうなぁ。
追記:
「Kindle」(キンドル)は携帯電話の3Gネットワークにつながることで、パソコンがなくても電子書籍を立ち読みしたり、購入したり、新聞雑誌の電子版を配信してもらったりできるようにしたのが、これまでの電子書籍端末になかった点でした。
さらに「Kindle」は日本でも携帯電話の3G端末用のネットワークにつながるのですが、「Sony Reader Daily Edition」は日本の3Gネットワークにはつながるのかどうか気になるのですが、どうなんでしょう?
あと、2008年7月1日のものですが、以下の記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。
・電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia News
コンテンツ・ビジネスにおけるハードとソフトについての話で、「Hulu」(フール)や「Vevo」(ベボ)の話題が出た後、Amazon.comの電子書籍の専用端末「Kindle」(キンドル)の話題に及び、日本テレビの土屋さんが「ソニーも欧米で電子ブックリーダーを出したし、アップルも投入するという」と発言したことを受けての写真掲載でした。
キンドルの後を追ってソニーが出したようにも受け取れる文章でした。本当は、アメリカで「Sony Reader」(ソニー・リーダー)が売れたのを受けて、Amazon.com(米アマゾン)が電子書籍端末に乗り出したのになぁ。
というわけで、最近の電子書籍専用端末(電子書籍リーダー、電子ブックリーダーとも呼ばれます)の歴史を簡単に振り返ります。
- 2004年2月、松下電器産業(現パナソニック)が「ΣBook」(シグマブック)を日本で発売(参照)
- 2004年4月、ソニーが「LIBRIé」(リブリエ)を日本で発売(参照)
- 2006年9月、米ソニーがアメリカ版LIBRIé(リブリエ)の「Sony Reader」(ソニー・リーダー)PRS-500を米国で発売(参照)
- 2007年11月、Amazon.com(米アマゾン)が「Kindle」(キンドル)を米国で発売(参照)
- 2008年9月、ソニーが「Sony Reader」(ソニー・リーダー)PRS-505を英国で発売
- 2008年11月、米ソニーがタッチスクリーンの「Sony Reader」(ソニー・リーダー)PRS-700を米国で発売
- 2009年8月、米ソニーがポケット・エディションの「Sony Reader」(ソニー・リーダー)PRS-300とタッチスクリーンのPRS-600を米国で発売(参照)
- 2009年10月、Amazon.com(米アマゾン)が「Kindle」(キンドル)を日本を含む世界各国で発売(参照)
- 2009年12月、米ソニーが3G通信機能つきの「Sony Reader」(ソニー・リーダー)PRS-900を米国で発売(参照)
日本で2004年に出た「ΣBook」(シグマブック)「LIBRIé」(リブリエ)はそれほどヒットしませんでした。2006年にアメリカで「Sony Reader」(ソニー・リーダー)を出して向こうで話題になっても、日本では話題にならず。「Sony Reader」(ソニー・リーダー)が人気となって売れて続々と新機種が出ても、これも日本では話題にならず。ところが、Amazon.com(米アマゾン)の「Kindle」(キンドル)が出ると話題に。
まぁ、「ΣBook」や「LIBRIé」は端末やソフトの販売方法などもネックとなって、日本では人気が出なかったと思います。しかし、ガジェット好きな人たちの間での日本での「Kindle」(キンドル)人気は意外で、ビックリしました。
現在、アメリカでは続々と色んな会社から電子書籍端末が出てきています。果たして日本ではどうなるんでしょうなぁ。
追記:
「Kindle」(キンドル)は携帯電話の3Gネットワークにつながることで、パソコンがなくても電子書籍を立ち読みしたり、購入したり、新聞雑誌の電子版を配信してもらったりできるようにしたのが、これまでの電子書籍端末になかった点でした。
さらに「Kindle」は日本でも携帯電話の3G端末用のネットワークにつながるのですが、「Sony Reader Daily Edition」は日本の3Gネットワークにはつながるのかどうか気になるのですが、どうなんでしょう?
あと、2008年7月1日のものですが、以下の記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。
・電子書籍端末売れず──ソニーと松下が事実上撤退 - ITmedia News