そのままガーデン

雑草を生かしてガーデニングしたい。時間をかけずに庭を楽しみたい。自然そのままの庭の記録です。

揺りかご

2014-05-21 11:08:36 | そのままガーデン
今日は雨。

別の場所にも揺りかごがありました。





カエデの高い所に、ふたつ。






雨に濡れたミノムシ。

ゆらゆら揺れています。





アヤメ咲きました。


雑草でガーデニング 3


自然に種まきをまかせた庭には、いろいろな雑草が生えてくる。

毎朝、外に出て庭を見渡し空を見上げる。

欅は伸ばした枝の先に若葉を出し、風に揺れている。

幹の途中にカラスの巣があり、ヒナが二羽。

庭に目を戻し雑草の色合いを見て抜く草を決める。

今はカタクリが終わり、カタバミとタンポポと叡山スミレの三種混合の庭だ。

軍手をしてステンレスの小さな鎌を持ち、バケツいっぱいになるまで草を抜く。

種が自分で土地を選び芽吹いたこの場所で、雑草でガーデニングを目指すのだ。


おわり。






オトシブミ

2014-05-20 12:34:31 | そのままガーデン
今日ははれ。

また凄技を見つけました。

図鑑で調べてみると、

虫の揺りかごでした。




オトシブミは葉を枯らして

幼虫のために揺りかごを作る。

幼虫は揺りかごを餌にして育つ。




カエデで作った揺りかご。

ゆらゆら風にゆられています。





エッセイの続きは、明日

トキワナズナ

2014-05-19 21:52:17 | エッセイ
今日ははれ。

名前が分からなった花。

新聞に写真が出ていました。

庭の花と同じ。




トキワナズナ。

北米原産だそうです。


雑草ガーデン その2

びっくり鉢を作ると楽しい、と園芸雑誌で読んだ。

庭先に鉢を置き、自然に飛んできた種が花を咲かせるのを待つのだという。

作ってみると、自然界のアレンジで寄せ植えになったり、一種類の花でいっぱいになったり、

木の苗木が芽吹いたりした。

自然に任せた植物は丁寧に水やりをしなくても枯れることが少ない。

自分でここを選んだのだから、きちんとこの鉢で生き切ります、と言いたげだ。

このビックリを庭全体で試してみようと、除草剤を撒くのを止めた。

除草剤を撒くと雑草は枯れるが、ハナゴケが生える。

それはぬめぬめと光り、アメーバーのようにどんどん面積を広げ、上に乗るとすべる。

地面がハナゴケで覆われると息ができなくて、土地が苦しそうだった。

除草剤を止めて三年たつとふんわりした深い緑の苔が生えてきた。








雑草でガーデ二ング

2014-05-17 20:07:34 | エッセイ
今日ははれ。

青空と雲のバランスに、

見とれます。





雑草ガーデニングンのエッセイ

三回に分けて読んでください。


雑草ガーデン  その1

桜が散り始めると、早朝キーンキーンという音で目が覚める。

近所の人たちが金属の草刈り機で田んぼ周りの草を刈る音だ。

草刈り機のエンジン音は四月末から米の収穫が終わる九月まで続く。

ふきのとうが黄色い花を咲かせ日射しが暖かくなると

薄紫の小さな四弁の花と明るい緑の葉をもつオオイヌノフグリが

庭に群生する。

緑がなかった二月の庭でとても目立ち、春が来たと感じる。

それもいつも間にか目立たなくなり、新芽が若葉になるころには

雑草でいっぱいになる。

すっちょんすっチョンと鳴いていたうぐいすもホーホケキョと鳴くようになる。

夜は田植えの準備で水を入れた田でカエルが騒ぐ。