マックパパのお城めぐり

日本全国のお城をめぐり、撮影した写真を紹介していきます。

鳥取城 慶蔵坊の復元工事報告 第4回

2024年07月04日 | 日本の城

中ノ御門復元工事の第2期とも言える渡櫓門、土塀の工事が進んでいます

土塀は屋根瓦が乗っかり、土壁も塗り込められています

控え柱も栗材でしょうか、すでに立っています

こちらは渡櫓の屋根です

すでに本瓦葺きの屋根はほぼ出来ているようです

内堀側なのですが、よく見かける入母屋破風ではなく、切妻となっています

非常に珍しいと思います

こちらは城内側の屋根です

すでに何枚もの棟瓦が乗っかています

渡櫓の屋根の中央部です

丸瓦にあしらわれる家紋は何になるのでしょうか

表門は「葵紋」なのですが

工事用のシートが2重に掛かり見えつらくごめんなさい

今回は狐の慶蔵坊はお休みです

なにせ 暑くて暑くてお休み中です

ごめんなさい


鳥取城跡の面白い石

2024年06月17日 | 日本の城

鳥取城跡にはいろんな形の石があります。

最近、見つけたものがハートの形の石です。

トランプのハートとは異なりますが、少し流れた感じが面白いと思います。

こちらは以前から皆さんにもよく知られたもので、きっちりとしたハートの形です。

この石垣の中に、猪の形をした石が隠れています。

どこにいるか探してみてください。

先日、通りかかりの親子連れに紹介したところ、お父さんは猪に見えると言ってくれましたが、

小学生くらいの男児はヌートリアかなぁ~

 

2023年1月30日の記事にもハートの石を紹介しましたが、

これからも面白い石を見つけて紹介しますので、待っててください。

 

 


鳥取城 慶蔵坊の復元工事報告 第3回

2023年10月05日 | 日本の城

鳥取城の内堀に菱が密集しています。

6月頃から発生し、見る見るうちにこの状態です。

内堀内の高等学校のグランドから飛んできたサッカーボールが一つ浮かんでいます。

擬宝珠橋の突き当りには、中ノ御門の櫓門復元工事の建屋です。建屋内に入り見学もできます。

ただ、シートが幾重にも張られ建物の様子はよく分かりません。

次回、あらためて報告します。

 


鳥取城 慶蔵坊の復元工事報告 第2回

2023年06月26日 | 日本の城

鳥取城大手門の中ノ御門の復元工事がいよいよ本格化してきた。

表門の復元から2年、ようやく渡櫓の姿が見えてきた。

工事現場の右手には、2018(平成30)年に復元、完成した擬宝珠橋、すでに5年が過ぎた。

手前の平屋は江戸後期に建てられて御殿の離れ「化粧の間」、現在は茶会などに使われている。

工事現場全体はシートで覆われているものの、ブルーシートははっきり屋根の形を見せている。

7月9日には上棟式が行われるとのこと、今から楽しみである。

もう少しシートが薄く、中が見えると嬉しいなぁ~


鳥取城 慶蔵坊の復元工事報告 第1回

2023年05月27日 | 日本の城

慶蔵坊の工事報告も久しぶりです。いよいよ令和5年度は鳥取城大手門の中ノ御門の渡櫓門の復元工事が始まりました。足場のパイプが密集し、門の様子はよくわかりませんが、鏡柱が建っているようです。そして、石垣に寄り添う柱との間の板も見えます。

鼠色のシートの奥には、赤や白の敷布に包まれた冠木もすでに架け渡してあるようです。日差しが強いので、材用の焼けや変形を避けるためでしょうか。

こちらは土塀の控え柱の基礎部分です。しっかりとした強度を得るとともに、柱の腐食を防ぐ目的でしょう。工事現場を間近く見ることはできるが、足場のパイプが多いため少し残念です。しかし、工事の様子を遂次報告するので、どうぞお楽しみに!!報告の回数はリセットします。

 


鳥取城 慶蔵坊の復元工事報告 第15弾

2023年03月30日 | 日本の城

お久しぶりです、慶蔵坊です。

鳥取城中ノ御門の復元工事が、いよいよ4月から再開です。

渡櫓門の復元です。

後ろに見えるのは、櫓の模型です。

復元する木造2階建ての渡櫓門の櫓は、建物の平面が直角ではないそうです。

なので、木材の組み合わせや瓦の重なりなどを検討するため、実寸大の模型を作って細部の確認、問題点を探す作業をしているとのことです。

土壁の内部は、竹組です。

縄は壁の補強でしょうか。

軒の丸瓦の模様を見てください。

表門の場合は、徳川家の家紋「葵」でしたが、こちらは藩主池田家の家紋「揚羽蝶」です。

外様大名では唯一使用を許された「葵」の紋ですが、使用場所が限定されていたのでしょうか。

看板には渡櫓門の写真があります。

奥に見える石垣上に櫓を渡し、その下に門が作られます。

2年後の令和7年3月の完成を目指すそうです。

ぜひ、お越しください。


ハート型の石垣 発見

2023年01月30日 | 日本の城

鳥取城跡に来られていた岡山県の真庭市の女性グループが、ハート型の石を見つけたと言って、盛り上がっていました。(青色矢印の石)

その時は、「これがハート型かなぁ~」 と思っていましたが、HONDAディーラーの横断幕の赤いハートを見た時、「あっ 同じだ」 と思いました。

恐るべし真庭の女性グループ!!

この石がある所は、鳥取城跡の北ノ御門。

内堀に架かる宝珠橋を渡ると、左右に門の石垣がありますが、右側の石垣の内側です。

門の石垣の崩れ防止のための石垣の中の一つです。

是非、確認してみて下さい。


鳥取城 慶蔵坊の復元工事報告 第14弾

2022年12月03日 | 日本の城

狐の慶蔵坊の後方が新しく築かれた渡櫓台の石垣と、重なって見え難いですが現存の石垣です。この新旧二つの石垣の上に渡櫓が乗っかります。

そして、クレーン車の右側がこのたび復元された内堀沿いの石垣の城内側です。こちらもほぼほぼ完成しているようです。

クレーン車が止まっている辺りには、番人小屋がありました。

手前左側は三ノ丸の石垣です。

現在、三ノ丸には高等学校が建っています。

そして、ショベルカーや石材が並ぶ辺りは、下乗馬という広場があったところです。

中ノ御門、太鼓御門が復元されたのち、下乗馬も整備されます。

こちらは内堀の外側から、工事現場を写しています。

作業現場が遠く作業の内容はわかりませんが、現存する石垣に間詰めの石材を詰め込んでいるのでしょうか。


鳥取城 慶蔵坊の復元工事報告 第13弾

2022年11月29日 | 日本の城

鳥取城大手門の中ノ御門の枡形石垣に上る雁木が完成しました。

最初の一段はアスファルトに隠れていますが、全部で10段あるようです。これだけの幅があれば、一度に5~6人は一気に上ることができそうです。

現在は、内堀沿いの石垣の城内側の石垣、雁木と、中ノ御門の渡櫓門の櫓の乗っかる石垣の復元が進められています。

しかし、この現場は見通せない場所であり、工事の状況は確認できません。残念!!

この写真は2015年3月に撮影したものです。

櫓台の石垣には、今にも落ちそうなものも見えています。

また、地面に見える白いロープは番人小屋の位置、大きさを示すものです。

渡櫓門は2024(令和6)年度、番人小屋は2026(令和8)年度の完成を目指すそうです。


鳥取城 慶蔵坊の復元工事報告 第11弾

2022年11月04日 | 日本の城

昨日11月3日は休日返上で工事が行われていました。雁木の工事はどんどん進み、6段目もほぼ完成間近、右側に1石か2石が入るようです。雁木の表に見える石の裏側には、栗石と呼ばれる石が詰め込まれます。この栗石も職人さんが一石ずつ石の形状、大きさを見極めて丁寧に組むように配石しながら締固めを行い、石垣全体の安定制を高めているそうです。

こちらは栗石を大きなシートに載せクレーンで吊り上げて、職人さんの手元に運びます。栗石の中には、かなり大きな石も混ざっています。


鳥取城 中ノ御門復元工事 再開です

2022年10月23日 | 日本の城

<慶蔵坊の復元工事報告 第9弾>
中ノ御門復元工事はしばらくの休止状態でしたが、先週17日から再開されています。枡形の城内側、表門の正面の裏側に雁木の石組みが行われています。現在、2段目の中央部分まで積み上がっています。雁木が7~8段くらいになるでしょうか。桝形門の渡櫓門は雁木の右側に設えますが、令和6年度の完成を目指し、現在は部材の加工が工場で行われているということです。完成が待たれます。


鳥取城中ノ御門 復元工事

2022年07月11日 | 日本の城

<慶蔵坊の復元工事報告 第8弾>
昨日は、中ノ御門復元工事の現場が解放されていたので、紹介します。こちらは場内側から見た桝形方向です。表門の一部が見えます。

櫓門の内堀側の石垣下部です。石垣にラインが見えますが、工事前までは、高校のグランドの地面で隠れていた部分です。石垣の脇には櫓門の礎石が並んでいます。そして、水路が復元されています。

こちらは、礎石が三つ並んだ櫓門城内側石垣の下部です。

一昨日紹介した、桝形城内側石段の石垣側面です。これから整備される地面は、現在のアスファルト面よりさらに約50cmも低いようです。

新たな石材が用意されています。これらの石材は、城跡から約10km南にある神戸(かんど)という地区の採石場から運ばれているそうです。採石場の場所が分かりましたら、報告します。

6月19日に紹介した、内堀沿いの石垣も復元完了です。天端部分がまっすぐになり、綺麗です。右下の石垣が白っぽくなって、気になります。排水路部分をコンクリートで補強したのでしょうか。不明です。

先の石垣の城内側です。シートで覆われていますが、石垣上、さらには渡櫓に上がっていく石段が築かれていくものと思います。


鳥取城 中ノ御門復元工事

2022年07月09日 | 日本の城

<慶蔵坊の復元工事報告 第7弾>

中ノ御門 桝形の城内側の石段部分に置かれていた土のう袋が撤去され、いよいよ石段の工事が始まるようです。現在、アスファルトと同じレベルの一列が石段の第1列です。今後、徐々に積み上がっていく様子を紹介していきます。

こちらは石段に使われる石材のようです。思った以上に数も少なく。大きくない石材が用意されています。今秋の完成を目指し、その後は渡櫓門の復元工事が続きます。櫓門の柱など木材は準備できているそうです。