番所跡は小谷城主要部への入り口にあたり、登城者を監視、検問した重要な曲輪であった。いくつかの曲輪で構成され、各所に石垣が見られ、東側には幅1.3mの土塁が築かれていた。
小谷城の各曲輪には、復元図が掲出されているので、現在の地形と比較でき、往時を偲ぶことができる。
番所跡は小谷城主要部への入り口にあたり、登城者を監視、検問した重要な曲輪であった。いくつかの曲輪で構成され、各所に石垣が見られ、東側には幅1.3mの土塁が築かれていた。
小谷城の各曲輪には、復元図が掲出されているので、現在の地形と比較でき、往時を偲ぶことができる。
先日、出かけた丸岡城天守の直下、元は五角形の広いお堀のだったところにある、丸岡町歴史民俗資料館が立派なお城もどきです。一重二階、瓦葺きの入母屋破風、総塗籠の櫓風です。入口も入母屋破風を設えています。屋根の後ろには少しだけ丸岡城天守が見えています。ご立派。
昨日は鳥取を朝7時出発、夜9時帰宅の日帰りで福井県へ出かけた。前日、名古屋の方から日帰りで鳥取に来たとの話を聞いたので、福井なら日帰りも十分可能と思った。片道4時間のドライブはなかなか厳しかった。鳥取からは1時間余り一般道、その後、北近畿豊岡自動車道、舞鶴若狭自動車道、北陸自動車道を3時間。ひたすら走り続けた。まずは、丸岡城。駐車場から見上げると、日本最古の天守が近くに見える。
続いて、一乗谷館へ。途中、県立一乗谷朝倉氏史跡資料館へ立ち寄り、遺跡地図を入手し、下城戸跡から上城戸跡までを巡った。写真は復原町並の武家屋敷。
福井市内に戻って、福井城へ。県庁地下駐車場へ車を置き、内堀を一回りした。写真は御本城橋、内堀は幅広く、石垣の様子が丸亀城によく似ている。
最後に、北庄城へ。街の中の店や住宅に囲まれた狭い中に、発掘された地中の石垣などを見せる展示がされていた。
二の丸の西面には、二之丸大手二之門が現存する。
二之丸大手は桝形を成す西鉄門とも呼ばれた。櫓門だった一之門は明治時代に失われたとのこと。
二之丸大手門へは、三の丸から空堀に架かる土橋を渡る。かつて二之丸には御殿が築かれ、藩主の居所と藩庁も置かれた。現在は愛知県体育館があり、大相撲名7月場所が行われる。
天守の2重目の西側の入母屋破風の瓦に桃をかたどったものがある。桃には魔除け、厄除けのパワーがあると信じられ、長寿の効力もあるとも言われる。犬山城の東北には、桃太郎神社がある。桃の瓦は岡山城でも見かけた。ともに桃太郎伝説の地でもある。