北陸地方で地象観測を行っています。 今日は異常磁気の観測から、コンパスの異常についてのブログです。
[臨時ブログ編・異常磁気観測とコンパス]
コンパスの北方向のずれから異常磁気の観測を行っていますが、コンパスの北方向を示す針が異常に上向きになっていたのでコンパスの針が平行になるように傾きを直したところ、コンパスの北方向が急に9度まで北方向のずれが減少しました。 7月に掃除のため少しずらしたことがありましたが、そのことが原因とも考えられず、、、。
正直なところ、、、、原因不明です。 その後、もう一個のコンパスで北方向を確認し、これまで置いていたところから少しずらしたところに置いたところ、コンパスの針はほぼ水平になりました。 もう一つのコンパスの北方向のずれに合わせてコンパスを置きなおしましたが、コンパスを水平にした時の北方向のずれの収束に一瞬頭の中が真っ白に。
8月11日の長野県北部を震源とする地震の発生に伴うコンパスの北方向のずれの変化は、これまでの磁気変化の観測から問題のない変化が観測されたことから、おそらく一週間以内に起きた何らかの原因ではないかと思われます。 ただ、その原因は不明としか書きようがありません。
今現在コンパスの北方向は右へ9度のずれを示しており、ここから観測を続けたいと思います。 コンパスの北方向のずれが半減及び半減以下の数字になりますが、このことによる地震の予測は今回は控えさせてもらいます。
以上、臨時ブログ編・異常磁気観測とコンパスでした。