“史上最弱の刑事"甘糟の奮闘ぶりに笑って泣ける〈マル暴〉シリーズ第2弾。チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟達夫。人垣に近こうと思ったそのとき「待て、待て、待て」と大きな声がかかり、白いスーツを来た恰幅のいい男が割って現れた。翌日の夜、そのチンピラのひとりが刺殺体で発見される。捜査本部が立ち上がり甘糟とコワモテの先輩刑事・郡原も参加するのだが・・・・。
警視総監は暴れん坊将軍か。?半グレ殺人事件の捜査線上に浮かんだ意外すぎる人物に甘糟刑事は大弱りするのだが、痛快、面白い甘糟・群原キャラに惚れた。続編頼みます。
2016年5月実業之日本社刊