2018年ハートフルコメディ 菊地健雄監督作品。妻に先立たれて18年、無遅刻無欠勤で長年真面目に老舗の文具メーカーを38年間働き定年退職を迎えた佐野道太郎(草刈正雄)だったがこの後、のんびり自由に暮らすつもりでいたのだが、妻の代わりにずっと家庭を支えてきたしっかり者の一人娘の弓子(木村文乃)から突然、「これからの新しい主夫は、お父さんあなたです!」と宣言され家事全般を任されてしまう。加えて、娘に結婚を考えている恋人の馬場(渡辺大知)がいることを知り、ショックを受ける道太郎。自由な時間を持て余すため、ひょんなことから地元のラジオ体操に通うことになった彼は、体操会の会長(きたろう)や副会長ののぞみ(和久井映見)子どもたち、ご近所さんなど、さまざまな世代の人々と関わりを通じ・、それまで知らなかった世界を知っていく・・・。
新たな人生を模索していく男と、父親との関係を見つめ直す娘との関係が面白く描かれていたが、疑問点・不明なところツッコミ処多数。カッコイイ役が多かった草刈だが、だらしないおっさんはミスキャストか?それなりに演じてはいたが最後まで違和感があった。定年退職後の生き様の参考にはなった。
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