読書備忘録

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試写会にて「グラン・トリノ」

2009-04-07 | 映画
2008年アメリカ映画 原題「GRAN TORINO」
監督・主演 クリント・イーストウッド
題名の「グラン・トリノとはフォードの車種、フォード・トリノのうち、 1972年から1976年に生産された名称である。」
イーストウッド演じる偏屈で頑固な老人は、隣に引っ越してきたモン族(ベトナム戦争のとき難民としてラオス中国ベトナム地域から移住)の移民一家の少年と出会うことで、今までの偏見に満ちた人生を変えていく。そして、本当の家族をも超えたその友情は、予測できない衝撃の結末へと展開していく。
『男は迷っていた、人生の締めくくり方を――。
少年は知らなかった、人生の始め方を――。』
そして、二人は出会った。偏屈で頑固なコワルスキーが隣人との交流を通じて、自らの先入観や偏見を改めていく過程がピッタリのキャスティング(オーデションで選ばれた素人のモン族の出演者達)とユーモアあふれる脚本(はじめにイーストウッドの制作会社マルパソに届いたその脚本は、新人のニック・シェンクによる執筆でその面白さに映画化決意したとか)構成で最後まで楽しませて感動させてくれた。
『男の人生は最後で決まる』・・・78歳のイーストウッド老いて尚元気。
イーストウッド史上全米NO1ヒットに納得の出来でした。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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おもしろそう (けんちゃん)
2009-04-09 14:36:35
ちょくちょく訪問させていただいています。
良さそうな映画ですね。
つい先日も「ミスティック・リバー」を読んで、イーストウッドがどのように映像化したか観たくてDVDを観ました。
重苦しい映像でしたが、非常に良かったです。
誰よりも先に試写会で観れるなんて最高ですね。
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おすすめです (sky7dddd)
2009-04-09 15:03:38
試写会は偶々当選したからですが
映画は面白かったです是非観て下さい。
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