朝倉かすみ著『夫婦一年生』

33過ぎて結婚したばかりの太田青葉と朔郎、「夫婦一年生」カップルの日常を描いた連作長編。
青葉と朔郎の新婚生活は彼の転勤先・札幌で始まった。
出会い編、料理修行編、ご近所付き合い編等、３億円宝くじ妄想編、
初めての来客編、ダンナの看病編、寒い季節に心がほっこり温まる愛に溢れた６編。
本屋さん曰く「新婚の方、これから結婚される方、結婚なんて興味ないと
思っている方にお勧めします。」とか・・・
２０代でなく分別ある３０代の夫婦を主人公にしたところがいい。
夫婦のシアワセは、二人で作り上げていくもの
きっと「結婚って悪くないかも」と思ったりしました。
イラストと装丁が可愛いので姪の新婚さんにプレゼント用するか・・・
2008年８月小学館刊. 1260円