読書備忘録

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オスマン・サンコン氏講演会「サンコンのあふりか物語」

2019-02-06 | Weblog

西アフリカ・ギニア共和国出身タレントでも有名なサンコン氏の講演会に行って来た。

今でも航空機で24時間当時は38時間掛かった日本から1600キロ離れたアフリカの西側赤道付近にある首都コナクリで194931122人の兄弟の12番目として生また。幼い頃サッカー少年だったが足の怪我で障碍者になる。(障がい者2級)コナクリ大学卒業後ソルボンヌ大学に国費留学外務省に入省後大使館開設のために駐日親善大使として来日。8年間大使館に勤務後休職して再来日。第一夫人は日本人で休職中TVの「笑っていいとも」のオーデションでケント・デリカット等と採用されタレントとしてラジオや「げんきがでるTV 」などで活躍。「明るく生きて悪いんですか」「大地の教え」など11冊の本を出版、現在もギニア大使館顧問・NPO法人ギニア日本交流協会顧問等こなし、ギニアにいらなくなったランドセルを贈ったり恵まれないギニアの子供たちのために学校を作ったりしている。ギニアの平均寿命は55歳。貧困・コレラ・マラリアなど今でもギニアは困っているが、エボラ出血熱の発生の時は日本の企業や医療機関に助けてもらって感謝している。311日の誕生日は毎年ホテルでパーティをしていたが止め福島の震災以後東北に出かけ慰問している。来日以来48年息子のイサム・ヨンコンは静岡で農業をしていて孫もいる。「分かち合うこと」「譲り合うこと」「許しあうこと」「感謝の気持ちを持つこと」人間は欲がありすぎるとよくないと講演を締めくくった。

珍しいアフリカの話やサンコンさんの気さくな人間性に触れられた有意義な講演だった。


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