音楽的才能を持つ探偵・ユキこと柚木春臣と、タカシ、徹はアルバイトで山梨の旧家を訪れた。
資産家河原崎家の当主憲明翁が死去し、男女一対の骸骨を王と女王に戴く“驚異の部屋”と名づけられた密室のコレクションルームがあったのだが、その夜息子の新当主利憲が殺害されたのだ。
遺産を巡る争いの中で起こる奇怪な連続殺人事件。
因縁がさらなる因縁を呼び、怨念が新たな怨念を呼ぶ。
時を超え、死者がチェンバロを奏でるとき・・・
憲明翁の呪いか、それとも遺産争いなのか?
チェンバロなどの古楽器やバロック時代の品々などの華麗な舞台設定に秘められたミステリーに親族や使用人の思惑が絡んでおどろおどろしい雰囲気の謎解き小説。
思わぬ連続殺人事件に巻きこまれた柚木は、その明晰な頭脳で推理する展開だが、主人公柚木の生い立ちや人間性が謎のまま
進められこの物語そのものが何かの続編なのか、次回作に続き解明されるのか何とも中途半端な読後感でした。
翁の執念の異常愛は予想できた。
2012年2月双葉社刊
資産家河原崎家の当主憲明翁が死去し、男女一対の骸骨を王と女王に戴く“驚異の部屋”と名づけられた密室のコレクションルームがあったのだが、その夜息子の新当主利憲が殺害されたのだ。
遺産を巡る争いの中で起こる奇怪な連続殺人事件。
因縁がさらなる因縁を呼び、怨念が新たな怨念を呼ぶ。
時を超え、死者がチェンバロを奏でるとき・・・
憲明翁の呪いか、それとも遺産争いなのか?
チェンバロなどの古楽器やバロック時代の品々などの華麗な舞台設定に秘められたミステリーに親族や使用人の思惑が絡んでおどろおどろしい雰囲気の謎解き小説。
思わぬ連続殺人事件に巻きこまれた柚木は、その明晰な頭脳で推理する展開だが、主人公柚木の生い立ちや人間性が謎のまま
進められこの物語そのものが何かの続編なのか、次回作に続き解明されるのか何とも中途半端な読後感でした。
翁の執念の異常愛は予想できた。
2012年2月双葉社刊
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