篠田体制になってから初のホームゲームは磐田が相手。
試合前にはつい先日、クラブユース選手権のタイトルを獲得したＵ－１８から挨拶も。
前節、ケガの拳人に代わって途中出場した草民がボランチで久々の先発。
立ち上がりから磐田の圧力に押し込まれ、あっさり先制を許す。
その後も磐田ペースでしたが、ムリキがＰＫをゲット。
一回やり直しがあったものの、２回目もしっかりムリキが決めて同点。
これで勢いを取り戻した東京。ムリキがドリブル突破からＧＫも交わしてクロスを上げるもこれはゴールに繋がらず。
さらにムリキから絶好のラストパスを受けるも河野のシュートは枠を外す。
劣勢から一転、勝ち越しのチャンスもありましたが、前半は１－１で終了。
後半、小川の不用意なボールロストから小林に豪快に決められ１－２と磐田に勝ち越しを許す。
東京は徳永のクロスを東がヘッドですらし、最後はムリキが流し込み再び同点。
磐田もＦＫからネットを揺らすもこれはオフサイド。
東京は河野に代わってＪ３で得点を量産しているユ・インスがＪ１初出場。
終盤、裏に抜け出したムリキへのパスはオフサイド。
２－２のまま後半もアディショナルタイム突入。ここでＦＫのチャンスに東はシュート性のボールをゴール前へ。一旦はＧＫが弾くも…。
そのこぼれを最後はインスが押し込み劇的な決勝点。
この時間帯で東京がこの試合初めてリードを奪う。
そして試合終了。
どちらのチームに勝利が転がり込むか分からない展開のなか、２度のリードを追いつき最後は東京が逆転。みんな最後まで諦めずに粘り強く戦いましたね。
劇的な決勝ゴールを決めたユ・インス。Ｊ３では結果を出すも、トップでは出場機会がなかったインスが、篠田監督になった前節で初のベンチ入り。そして今節、途中出場で見事な決勝点。彼も何か持ってる男なのかも…。ユースの優勝といい、インスの活躍といい、これはこれでＵ－２３チームを作ってＪ３で戦ってきた意義が出ましたね。
篠田体制になって２連勝。まだ２試合ですが、見事に沈みかけたチームを立て直してくれましたね。