今年の天皇杯の静岡県予選決勝は昨年と同カード、J3の藤枝MYFCとJFLのHondaFCとの対戦に。
前半、序盤から藤枝が猛攻。このシュートはHondaGK清水谷侑樹がかろうじてはじき出す。
その後も攻め続け、右からのクロスに藤枝の浅田大樹がヘッドで合わせて藤枝が先制。
しかし直後にはHondaも香川大樹がGKを交わして流し込み同点。
追い付かれた藤枝は、すぐさま勝ち越しに成功。前半15分で早くも2-1。
その後はHondaが攻め込み、同点のチャンスを作るもオフサイドなどで追いつけず。
前半は2-1藤枝リードで終了。
後半も1点を追うHondaが攻勢。GKも交わして抜け出した原田開の決定的シュートはサイドネット。
その後もペースを握るHondaはこの接触プレーでPK獲得。
これをFW大町将梧が落ち着いて決め2-2の同点。
さらに逆転を狙うHondaがチャンスも勝ち越しゴールは奪えず。
試合は2-2で延長戦へ。
延長に入ってもHondaのペース。そしてついに逆転のシュートが決まる。
決めたのは途中出場の宮内啓汰。
この試合初めてHondaがリードする展開に。
リードを許した藤枝も懸命に1点を追って反撃。
しかし何度かHondaのゴールを脅かすもHondaが必死の守備。
その後は得点なく延長戦の末、3-2でHondaが勝利。
昨年のこの県予選決勝は同カードでしたが、その時は点の獲り合いの末4-3で藤枝が勝ちましたが、今年はHondaがリベンジ達成。
それにしてもHondaは毎年のようにJ3やJ2相手なら普通に勝ってもおかしくないくらいの非常に高いレベルのチームを作り上げてきますね。