直売に「蕗棒」が売っていたので、買ってきました🔯
こう云った、春先に出回る物は結構「灰汁」が強いものが多いので、「灰汁」が旨味として残る程度に、「灰汁抜き」をしてからの調理となります🔯
葉付きの「蕗棒」が手に入った場合は、二品の料理が出来ます🔯
「蕗」の本体を使った物と葉の部分を使ったものです🔯
参考になれば幸いなので、今回作った料理二品をご紹介しますね🔯
一つ目は、「蕗」本体を使ったもの🔯
①「蕗」をなるたけ大きな鍋に入る長さに切り揃えます。(下茹をした後に筋を剥くのでなるたけ長い方が、仕事が楽です)
②切った「蕗」をまな板の上で「板吊り」をします。(塩を巻いてまな板の上で転がします)(こうすると、出汁で炊いた時に緑が強く仕上がります)
③鍋にたっぷりの水が沸騰したところに、「蕗」を入れて3分程、下茹でして、冷水に取ります。
④一本一本、爪を立てて「筋」を取って行きます。この際ボールに水を張って取った「筋」を水に放していくと効率が良いです。
「筋」を取った「蕗」は、水を張ったトレーに放しておきます。
⑤これで下処理は終わりです。後はお好きな調理法で仕上げます。
今回は、醤油ベースで甘辛く煮ました。
そして、「葉」の部分は「佃煮」にします🔯
①「蕗棒」を煮た鍋で「葉」がしんなりするまで煮ます。
②灰汁が強いので、水に浸けて一晩置きます。
③一晩置いたら、水から引き上げて良く絞ります。なるべく細かく切り揃え、鍋に出汁、醤油、味醂、酒、砂糖を入れ、で汁が無くなるまで煮て完成です。
春のこの時期に出回る「蕗棒」🔯
是非、お試しください🔯
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瑞々しい蕗を見ると〜大地に春が来たんだと
力強いエネルギーを感じますね。
若い頃は山野に蕗取りに行きました。
免許証返納した今は八百屋さんに並ぶのを
待っています(^^)
今日もどうぞお健やかに!
何時も、コメントをありがとうございます。
加那やファームにも「蕗棒」は、出るのですが、生憎「苦蕗」なので食べられません。
そのままにしておくと、「茗荷」に影響してしまうので、若菜のうちに刈ってしまいました。
なので、何時も外で購入してきます。
全て祖母から習ったことばかり。
昔の人はどんなものでも無駄にせず美味しく食べる事を知っていたんでしょうねぇ。
今日のブログは懐かしく拝見させて頂きました。
コメントをありがとうございます。
何時も、ブログに書いていますが、料理の基本は食材を可能な限り使いきると云うことです。
そう云う意味では、先人たちはそれを日常の家庭料理でも行っていました。
素晴らしいと思います。