20200107二兎会一客一亭ごっこ

2020-01-10 15:32:59 | お出かけ
2020年1月7日(水) 
毎年お正月恒例の、
Ciao様宅で一客一亭ごっこにお出かけ。
 
ひとり者どうしのお正月と称していましたが、
昨年、日程を決めるときに会の名前を
「二兎会」と付けました。

何で二兎にしたのかしら?
兎は1羽しかいないのに。

ちなみに兎は1羽2羽と数えるのですよね。

江戸時代、四足肉食は禁じられていました。
魚・鳥は食べて良いので菜食主義ではありません。

兎は二本脚で鳥のようにピョンピョン跳ぶ(飛ぶ)から
1羽2羽と数えて→四足じゃない→食べて良い
となった訳です。

閑話休題

兎のほかにもう1羽いるから合わせて2羽
無理があるなぁ。
二兎追う者は一兎も得ず になりそう。


去年、道順を忘れないようにyahooブログに載せたのに
引越先で捜すのがメンドウで、また教えてもらう。
メールを見たら、
光景が思い浮び迷子にならずに早めに到着。

まず、昆布入った汲出しを頂く
写真撮り忘れた。

炭をついで、
お手作りの点心

テーブルコーディネイトが美しい。

月に兎のお椀、箸置も兎
覆いのクリムトの絵に  兎いない




グラスのコースターが おしゃれ~。

三段お重に

菊花小蕪の甘酢の物 
菊花切 細かい!
煮ナマス 
蓮根、人参、大根などを切ってから3時間干して炒め、スリ胡麻、酢、煮切り酒と和える。
油揚げも開いて千切りにしてあります。
豚肩ロース肉の紅茶煮 水菜を敷き、白髪葱を載せて タレは別器


取り分けてくれる

鍋は恒例のおでん鍋ではなく 
今年は

きりたんぽ鍋 
鶏肉、人参、大根、マイタケ、椎茸などの野菜、こんにゃくを煮て
きりたんぽ にそれらの出汁を吸わせ
仕上げに芹をはらり


芹に火が通り過ぎないうちに取り分けてくれる。


手造りの田作り 
黒豆はさすがに市販品(大量に煮ないとできないから)

取り分けてくれるのを待たないで、
自分でお代わりしてたっぷり食べた!

御菓子は

小豆から煮た善哉 箸休め昆布
さすがに、お餅は小さいの一つと注文する

本席
床 色紙

宇宙廣荒  岡本公平書
千字文 の 天地玄黄 宇宙洪荒 からです。
この文字にある意味があるのですが、
プライバシーに配慮してここには書きません。


干支 子 置物

この荘り帛紗 知ってる人は知っている貴重な品です。

茶名拝受
でお家元から頂いた帛紗です。

帛紗の向きが違う!
懐から出して置けば大丈夫なのに、
箱から直接置くと間違えやすい。

点前座

長板総荘り もどきです。
何々がないから出来ないという事は言いません。
あるもので工夫して何でもやってしまうのが私達です。

宗和先生から頂いた長板
(施設に移られマンションを片付けるとき担いできた)

結界はsofo実家の桜の枝
(いくらでも作れると思ったがこの桜の木は庭ごと消滅した)

Ciaoさんご親戚の火鉢を風炉に
(火窓がないから炭火つけが難しい)



兎鐶付

水指  乾山写し 野兎の絵 陶彩

茶名を引次いで下さった今の先生からのお祝いの品です
(茶筅荘りをすれば良かった)

花瓶の杓立
建水 御所籠に付いた南鐐建水
蓋置 赤絵


仕舞水を汲むところ

茶碗と棗

良く見えないので写真彩度修正しました。

花兎紋 中棗
宗和先生から頂いた 兎野遊び紋様 茶碗

兎兎兎兎兎

ちなみに私の今回のお土産は
松屋の利休のかたち展のクリアホルダー
雲龍釜 
ふつう雲竜釜の鐶付は龍ですよね。
少庵好みは兎なのです。


お干菓子かわりに

焼菓子チューリップローズ と ゼリー

名前を聞いても忘れるから箱の写真を


撮ったのに読めない。

この後、焙じ茶を

有田焼 と 九谷焼の 湯飲で頂く。

兎兎兎兎兎

楽しい時間をありがとうございました。

二兎どころではないですね。
来年もできたらいいなぁ。


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コメント (2)
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