ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

なごみの湖水温解析 秋の盛り2

2006-10-22 21:21:23 | 釣り
水温は14-15℃でターンオーバー真っ盛り。
魚はどこにでもいる状況。太陽を如何に避けるかが課題。
全般的に水温は下がってきた。だが、水温躍層が無いまま冬まで徐々に冷えていくのだろう。これはフォールターンオーバーが一時的なモノではないことを示す。
恐らくこれから先、表層温度が4℃になったとき完全な反転現象が生じる。
この時のダウンバースト的な落ち込みは最近の緩やかな水温均一化に伴う水温躍層の消失というレベルではないだろう。
湖岸から湖の中央へ向かって流れ、底のヘドロを掻き上げると思われる。
それだけではなく、不安定な重い4℃の水を支えられないだろうから色々な所から水が落ちていく。
そして底に4℃の層が出来る。表層は4℃よりも暖かいので昼間は温められる。だが冷えるとまた拡散される。これが4℃以下に冷えると今度は浮いたままになり凍る。
大自然の驚異が観察される良い機会だと思う。

さて、なごみの湖に放流されている鱒類だが、放流過多になっていないだろうか。
魚が多いことは釣るにはよいことなのだが、死骸が底に堆積することは容易に想像される。一応亀とeelが居るが消費しきれないのではないだろうか。
今度マスターに下記を確認する。

「ブラウン、イワナ、サクラマス、ブルックは放流停止後夏を越えてから釣れたか?」

彼等が夏を越して生き残っているのなら死骸は案外少ないはず。そうでなければ死骸が大量に積み重なった状態になる。
CODとBODは相関しているので水深別CODで何かが判るかも。現在は表層でも底でも変わらないだろう。それと底の泥を何らかの方法で回収分析も重要。

ユスリカの幼虫とかがたくさん居てたくさん分解してくれていたら良いのだが・・・。

このまま放置しておくと投入魚数=生存数+死魚だから死魚数が増え続けて死の湖になってしまう・・・。
死魚=湖底沈降+上層流れ落ち*他生物による消化。だから湖底沈降を減らすことが重要だ。
殺さないようにすることか、お持ち帰りだ。

あと、管理側で出来ることは・・・底のヘドロを吸い出すことだ。
これは最も難しいだろうね。


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