フライフィッシングで用いるテーパードリーダー。クリアが良いのか、着色が良いのか。ここで実験しています。
どうも透明のリーダーは輝く様ですね。
これ、ロングティペットの優位性にも繋がるかもしれません。
ま、細いティペットだとここまで光らないと思いますが。
ついでに島崎憲司郎氏のコイルにも少し触れたく。
故西山氏の著書では「シンキングラインの釣りはフライを引きながら、手元に伝わるアタリを感知して釣るのである。太いバット部分がクルクルとカールしていたのでは、コイル状態にカールした部分がアタリを吸収してしまうので、遠くから伝わる小さなアタリを分からなくしてしまう。シンキングラインで引っ張る釣りでは、リーダーはティペット迄ピーンと真っすぐに伸びていなければならない。」とある。
ところが島崎氏はシンキングラインの釣りにも有効というコメントを記されている。
ここで、西山氏の記した手に感じるアタリは
コイルはバットをカールさせるのではなく、バットとティペットの間にセットした少し太いモノフィラメントをカールさせたものである。
シンキングの釣りでのリトリーブは自ずとStop and Goになる。ラインを引くとGo, 止めるとStopだが、コイルがあるとStop時にリトリーブで伸びたコイルが戻ろうとするので結果としてフライは前方へ引き寄せられる。となるとStop and Go ではなく、Slow and Fastでフライが泳ぐ。
これはちょっと前にFR誌に記載されていた次の内容とよく似ている。
シンキングではフライロッドを水面と鉛直に差してリトリーブするとフライロッドの反発力でリトリーブを止めた瞬間にフライが停まらない。つまり連続リトリーブができる。
コイルはこれと同じ事をやっている訳だ。引っぱりの釣りではフライがStopした瞬間に見破られる事が多いので、Slow and Fastは有効であると思う。
なお、魚がフライをくわえた瞬間を伝達できるほど フライラインの感度は高くない。というか追い食いならまず判らないのでは?と思う。
いずれ、フライの動きを重視するとシンキングラインの引っぱりの釣りでもコイルは悪くないんだと思う。
ただ、訳のわからないティペットやリーダーのチリチリはフライの動きを阻害してしまいそうなので良くないと思う。
どうも透明のリーダーは輝く様ですね。
これ、ロングティペットの優位性にも繋がるかもしれません。
ま、細いティペットだとここまで光らないと思いますが。
ついでに島崎憲司郎氏のコイルにも少し触れたく。
故西山氏の著書では「シンキングラインの釣りはフライを引きながら、手元に伝わるアタリを感知して釣るのである。太いバット部分がクルクルとカールしていたのでは、コイル状態にカールした部分がアタリを吸収してしまうので、遠くから伝わる小さなアタリを分からなくしてしまう。シンキングラインで引っ張る釣りでは、リーダーはティペット迄ピーンと真っすぐに伸びていなければならない。」とある。
ところが島崎氏はシンキングラインの釣りにも有効というコメントを記されている。
ここで、西山氏の記した手に感じるアタリは
1)魚がフライをくわえて反転した状態か、
2)魚がフライを吸い込んだ時微妙な抵抗感の増加
と考えられる。2)魚がフライを吸い込んだ時微妙な抵抗感の増加
コイルはバットをカールさせるのではなく、バットとティペットの間にセットした少し太いモノフィラメントをカールさせたものである。
シンキングの釣りでのリトリーブは自ずとStop and Goになる。ラインを引くとGo, 止めるとStopだが、コイルがあるとStop時にリトリーブで伸びたコイルが戻ろうとするので結果としてフライは前方へ引き寄せられる。となるとStop and Go ではなく、Slow and Fastでフライが泳ぐ。
これはちょっと前にFR誌に記載されていた次の内容とよく似ている。
シンキングではフライロッドを水面と鉛直に差してリトリーブするとフライロッドの反発力でリトリーブを止めた瞬間にフライが停まらない。つまり連続リトリーブができる。
コイルはこれと同じ事をやっている訳だ。引っぱりの釣りではフライがStopした瞬間に見破られる事が多いので、Slow and Fastは有効であると思う。
なお、魚がフライをくわえた瞬間を伝達できるほど フライラインの感度は高くない。というか追い食いならまず判らないのでは?と思う。
いずれ、フライの動きを重視するとシンキングラインの引っぱりの釣りでもコイルは悪くないんだと思う。
ただ、訳のわからないティペットやリーダーのチリチリはフライの動きを阻害してしまいそうなので良くないと思う。
と思ってましたが想像以上です。
あと水に屈折率の近いフロロだとどうなるかも興味があります。
専門的には屈折率がn+ikで表されますが、反射率や透過率は簡単に実数部のnだけで吸収項のk(iは複素数)は無視されていますが、吸収がある(濃色であると)反射率が(n+ik)の二乗に依存するのでkが大きい程つまり濃色な程反射率は小さくなります(ま、この辺は数値解析できるというだけですが)。
さらに光源と観測者の角度やフィッシュウィンドウも考えるともっと面白くなりそうです。
フィッシュウィンドウ内では光が集められるので逆光となり、輝きの中で透明のリーダーが輝いても目立たず、逆に濃色が目立つと思います。
一方、順光だと今回の時臆見の様に透明のリーダーの輝きが目立つ様です。
この辺を考えるとフローティングラインがド派手な蛍光色でも水面を水中から見るとフィッシュウィンドウ内は逆光で水中から見ると暗色となり、色彩の違いは無くなるのでしょう。一方フィッシュウィンドウ外では光量不足でラインそのものが目立たない様な気がします。
一方、シンキングラインは水中に漂うので濃色で地味である理由に繋がっているのかもしれません。
となればフローティングライン+透明なインタミのリーダーの組み合わせはロングティペットにしないと違和感が増しそうです。
そして透明のインタミフライラインは思惑とは逆に・・・かも知れませんね。
フライラインの着色実験君は案外3M(Scientifi Anglers)等がすでに済ませているのかもしれません。