プロモートビジネス

IOC国際オリンピック委員会の絶大な権限はFIA, FOCAもよくにている。
いずれもプロモーターが生殺与奪権を持っている独裁的な機構だ。
ビジネスモデルかもしれない。
北米プロボクシングにおけるドンキングのふるまいもそっくりだ。
ショービズ…参加の大義を謳うが、利益の配分は能力や結果と比例しない。
The winner takes it all. 勝者総取り。これをほんの少しだけ緩和させて参加者の競争心を煽る。
サッカーのワールドカップも同じだ。
しかし、参加そのものは機会均等だ。常勝による倦怠感と極端な能力不足の参加者によるやれやれ感は規約改訂で排除する、そうプロモーターは神のように振る舞う。
興業権を握ると、参加者よりも多大な財をなす処も同じだ。

翻って我が国で考えると、機会均等を阻害することで既得権を維持しようと躍起になっている感が強い。
何でも競争というのが正しいというのではなく、適度な新陳代謝は必要なんだろう。
オープンにするがなかは泥沼で簡単に見渡せない。でも何となく可視化されているような…が一番いいのだろう。
解釈に幅を持たせるというのも欧米いや欧風だ。