ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

フライを巻き巻き

2009-05-11 21:36:01 | 釣り
連休後半にベランダの柵を直すってのはグラスファイバー強化プラスチック(GFRP)の目隠しの劣化対策。長年(およそ20年)の日光直射、風雨にさらされると「樹脂」が徐々に劣化して繊維が剥き出しになってくる。何気なく目隠しに掛けて干したジーンズに粉末状の樹脂とガラス繊維が付着。掃除機で吸い取って再洗浄。と同時にこの目隠しはこのままじゃ有害っぽいので撤去することに。
撤去したら・・・。柵も何もない状態でこれは非常に危険。ということで、900mm高に2000mm幅のアルミの柵なんて売ってない。というわけで、ウッドラティス(900mm角)を買い込んでなんとかはめ込んだ。

とは言うモノのラティスをはめ込むだけで数日間使った訳じゃなく、やっぱりフライを整理して巻いていた。

■ミッジピューパ
赤虫のイマージャ。フローティングならCDCのウィング(ポスト)を立てたり、ハックルをパラリと巻いたりする。ウィングレスの「沈むタイプ」は底から表層まで好き勝手に狙える。

■ヘッド
・タングステンビーズヘッド:ファーストシンク。ソラックスの影響は無視される。
・ガラスビーズヘッド:若干のファーストシンク。ソラックスの影響を受ける。
・ビーズヘッドレス:スローシンクに必須。

■ソラックス
・オストリッチやピーコックハール:スローシンキングに(沈下抵抗)。
・単にスレッドでアブダメンより太く巻く:若干のファーストシンク。

■アブダメン
・ストリップドピーコックハール:オオユスリカそっくり。
・スレッドと極細ワイヤとエナメル(百均マニキュア): Risig pupa
・レインボースレッド等のピカピカ系:イマージング途上のイメージ
・透明ゴム、ナイロン、・・・。微妙な虫っぽさ。
・フェザントテイル:なんとなく虫っぽい。
・赤い輪ゴム:アカムシっぽさへ。
・ワイヤ:ブラッシー。
・ガラスビーズ:微妙なフライ?

・・・・とま、組み合わせはほぼ無限にあって、ここに黒系、白系、クリーム系、ワンポイントレッド、さらにフックを#10~#20まで、さらに数個#26も巻いたりしてフライボックスに300本ぐらい用意してしまった(笑)。

■ソフトハックル(スパイダー)
フロータントで暫く浮いてる間は「くたばった虫」。浮力を失ったらウェットフライとして表層イマージャ(ミッジでもカゲロウでも)を演出。煙草を数本燻らせながら沈下させたら「くたばって沈む虫」。
インターミディのリーダで微妙に沈下させるのもあり。

■ハックル
ヘンハックル、パートリッジ、オオバン(クート)、CDC。
CDCの場合は「ガガンボ」になる。

■ソラックス
ピーコックハール等で少しアクセント付ける。ハックルが閉じきらないようにする効果有り。

■アブダメン
上記ピューパと同じ。

で。およそ100本巻いてる(笑)

とはいうもののこれらは量産したのではなく、整理して「これは使わん」、「これは使う」、インスピレーションに従って巻いた。というもの。

これで表層制覇(笑)

■ドライフライ
インスピレーションの赴くままに...
・ミッジ
・ガガンボ
・オナシカワゲラ
・ECH
・RC
・2 hacckles
・プードル
・デカスパイダ
・グリフィスナット
もろもろ。

■ニンフ
MSC/GBヘアズイア、スカッド、フェザントテイル、キラーバグ(っぽいやつ)、ウーリーバガー、他もろもろ。

いやぁ次になごみの湖でどんなけ使うんだろう(笑)。そんなに持って行っても使わんと思うが。

去年は手芸屋Spとかで楽しんでたようですな。ドライはカワムツ攻撃が・・・。となると微少フライは無駄か?

ま、梅雨明けまではなごみの湖は本湖を楽しめます。梅雨明け後は厳しいからあと二月と少々。よくて3回行けるかってところですね。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
知りませんでした (Regal Close)
2009-05-12 01:23:44
ドライとニンフ共用のフライがあるなんて
知りませんでした。スパイダーですか。
ウェブサイトで見ました。
サイオンだったら黒のやつが効きそうです。
今はミッジピューパのパラシュートやサスペンダー
を買い漁っています(シャトルコックBuzzer, Suspender Buzzer, Klinkhammerなど)。
でもなかなか自分のイメージ通りのモノが売って
いないので、自分で巻きたくなります。
ボディーが黒でスレンダーなBuzzerにシャトルコックやSuspenderが付いているのを物色しているのですがありません。スレンダーなのがあっても色がオリーブだったり、色が黒でもぶっといBuzzerだったり...
スパイダーなら確か黒で細いボディのやつがありました。
返信する
古くからのフライです。 (ならおう)
2009-05-12 07:09:09
ソフトハックル、スパイダー、ノンウイングウェットと呼ばれてます。日本のテンカラもソックリです。
得意とするステージが水面直下です。ノンウェイトなので深層は辛いですが、シンクチップやシンキングリーダーが有効です。
どちらかと言うと引っ張り系なのでドライフライピュアリストから少し白い目でみられる事があります。
万能フライですがピンポイントで解を見つけるタイプではないのでイマジネーションが必要かなと思っています。
表層リトリーブでは背鰭を出した鱒が追いかけてくる事も多く、その時は加速すると衝撃のアタリが見えます。これはドライフライの突発的視覚的アタリとストリーマの衝撃を同時に楽しめます。
返信する
フライマテリアル (うぃんどのったー)
2009-05-12 22:09:06
ネット上のフライ用語辞典を何度も引きながら
今回の記事を拝読しました。
元来不器用なのでタイイングは敷居が高いのですが、
釣り場での状況をイメージしながらタイイングするのが
とても楽しそうに思えてきました。

とりあえず釣り場で目についた鳥の羽でも収集して
マテリアルを無料で集めるかな。
以前釣り場近くで死んでいたキジ見た時、その羽を
毟っておけば良かったと今思います。
返信する
タイイングとマテリアル (ならおう)
2009-05-13 23:07:32
タイイングは「慣れ」です。まずはパターン集に準拠して巻いて、そのうち自分の欲しいモノを巻く事になると思います。
私もウィングは練習不足で苦手です(CDCでごまかしてます(笑))。

市販マテリアルでもドライフライ用のコックハックルは高価ですが、大量にフライが巻けます。
パートリッジはコンプリート、CDCはパックに入っているものがそれほど高くもないのでお奨めです。
クジャクにキジの尾羽はほぼ必須マテリアルでしょう。
チョコチョコ買い足していくと良いと思います。
あと、勇気を出して手芸屋めぐりですね。

動物園、小鳥屋などで落ちているマテリアルは無料で入手できますが、衛生上お奨めできません。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。