ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

これは穿った物の見方です

2012-02-27 23:26:24 | 釣り
渓流にいくとアマゴや岩魚が居て、そこは人跡未踏の山奥。ってイメージがありませんか?それっておかしい話なんです。
確かに関西では渓流魚は上流/源流に棲むことが多いです。でも、鮎が釣れる様な所ってアマゴなら十分過ごせます。(岩魚は水温的にちょっとキツいかも。)
外来魚ですが虹鱒なら確実に鮎の棲む所に棲めます。そう、それなりに大きな鱒類を清流で楽しめるのかもしれないのです。

清流ってどこか?ってそうですね。淀川や大和川では考えにくいですが、木津川の加茂市あたりなら結構いい感じです。
トロッコ鉄道で有名な保津峡あたりや鴨川上流なども悪くないでしょう。もしかしたら瀬田川ならいけるかもね。
これはニュージーランドの雰囲気を考えると決しておかしくありません。
ま、鮎釣りの人にとっては肉食性の強い鱒類が清流で増える事はとんでもないことですが・・・。

さて、今年もこの時期は渓流解禁ですが、私は全く興味を示さないままです。ここでちょっと気になる事を記します。

三月の渓流解禁。その日から釣ってよいということなんですが、ほとんどが成魚放流です。
解禁日の直前に漁協の方々が渓流にある程度まで大きくなった養殖アマゴや虹鱒を放流し、それを解禁日から数日で釣りきってもらうというシステムです。
そう、一ヶ月もしたら渓流には魚は居ません。釣りつくされます。ウグイやカワムツ、オイカワ、ニゴイが残っているだけです。
そして六月になるとアユ釣り(友釣り)の解禁です。長い竿に菅笠の友釣り師達が川を占拠します。
アマゴも虹鱒も魚食性が高いのでアユ釣りの方にとっては目の敵ですし、釣り方の違うフライやルアーが川に来る事を拒んでいますね。
夏は鮎。そして9月一杯で禁漁となります。

ここまでで気づいたのですが、三月に放流養殖鱒類を解禁して、六月に琵琶湖のコアユの友釣り解禁。
もし、漁協が漁をやめていたらこんな感じのカレンダーなのでしょうか?
二月。鱒類を放流(成魚放流)。
三月。渓流解禁。一ヶ月程渓流を管理釣り場にする。
四月。鱒類の殆どが釣りきられ、鮎の放流準備が完了する。(コアユが鱒類に食べられる事は無い)
五月。コアユを放流する。鮎は成長する。
六月。鮎の友釣り解禁。これから9月一杯迄友釣り用のオトリ販売で賄える。鮎はうまいし・・・。
七月。特にする事はない。
八月。お盆に向けて川のレジャーに注意。
九月。禁漁前の落ち鮎漁。
十月。禁漁
まじ?

こんなご意見も。魚の居ない川
お役人の言葉、いやですね。

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2 コメント

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渓流への憧れ。 (ま。)
2012-03-01 21:48:43
小学生の頃、釣りキチ三平で初めて「イワナ」の存在を知りました。
当時、野池での鯉・鮒釣りしか知らず、
スーパーで見かけた「ニジマス」を買ってもらっては、
ルアーやフライでいつか釣ってみたいなぁ!とか夢見てました。
吉野で初めて「アマゴ」に触れ、食した時の感動ったら、もうっ!今でも覚えてます。
新緑、渓流のせせらぎと、渓魚の塩焼きは定番セット。
このイメージを子ども達に伝えたいんですぅ。
昔は、良かったのにとか言いたくないですよね!(笑)
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昔は・・・ (ならおう)
2012-03-01 22:49:51
っていうのはダメですよね。初夏になると渓流は殆ど釣れないところが何ともいえません。
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