ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

ストリーマーの比重とラインのシンクレートそしてルアー

2021-05-02 14:34:19 | 釣り
小魚を模したフライは一般にストリーマーに区分され、ウーリーバガー、マラブーリーチ、ゾンカー、ミッキーフィンなどが有名。
シンキングラインで狙った棚を引っ張るという使い方がメイン。

フックの軸(シャンク)に錘を巻きつけたり、ビーズヘッド、チェインボールアイ、ダンベルアイを取り付けてフライが沈むようにする。
根がかりを低減するためにキールにすることもある。
重心をヘッドよりにすればリトリーブを止めると頭から沈下するし、リトリーブで上向きに動く。
この時の速度変化がテイルやウィングを波打たせて生命感を演出する。

フェザージグやラパラのシンキングミノーと使い方がよく似ている。

一方、フローティングのストリーマーもある。ガーグラー、マドラーミノー、ドライワカサギ、イワイミノーなどが代表的か。
フローティングラインで水面を狙うとトップウォーターの釣りになるので、かなり刺激的。だけど魚が虫を意識しているときは厳しい。
シンキングラインで狙った棚を引っ張ることも可能で、前述の沈むストリーマーと異なって止めると浮く。リトリーブすると沈む。
この動きはラパラのフローティングミノーやディープダイバーに近い。

シンクレートの大きいよく沈むラインと組み合わせて、ラインを水底に横たえてフライを漂わせるボトムスキャン、ボトムラインという釣り方もある。
これはワームのキャロライナリグとかに近い。底近傍を探るいい方法。

フルラインはシンクレートの調整が難しい。速く引っ張って沈めないかゆっくり引っ張ってよく沈めるとなるが、思ったよりも難しい。
シューティングヘッドか、インタミのラインにつけたポリリーダーでシンクレートを調整する方が楽。

シンキングラインでキャスト後に引っ張るストリーマーはシンキングとフローティングの両方があると面白いことになりそうだ。


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