オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

一泊二日のバスツアー(岐阜・長野編その2 清流と名水の故郷「郡上八幡」で出会った食品サンプル)

2014年11月04日 | ├ 北陸/甲信越
先月の「群馬県草津編」に次いで、
岐阜~長野県の観光スポットを巡るバスツアー旅行記をお届けしています。

長~いバス移動を経て辿り着いた「郡上八幡」。
古い町並みに惹かれて、そぞろ歩くも時間が限られているのでサッサと歩を進めました...
(散策ルートは順不同です)




▲「孤独のグルメ」の井之頭五郎さんが好きそうな佇まい

▲郡上地みそ「大黒屋」

▲飛騨牛ステーキ「泉坂」...ウォォ、食べたい!

▲酒屋

▲開口部の格子がイイ味出してますね

▲郡上八幡旧庁舎記念館:昭和初期建設の旧役場庁舎を利用した観光案内所

▲郡上八幡樂藝館:1904年建設の旧林療院/国の登録有形文化財指定

▲城下町プラザでは地元野菜を直売していました

▲これは郡上八幡のカボチャ?!

まず建物群を見渡すと...
(あくまで個人的な意見ですが)東京下町に比べると、
独特な看板や面構えはヒトとの距離感が程よく、足を運びやすい雰囲気。
祭りの準備をしていた「郡上八幡旧庁舎記念館」で、
地元民が窓越しに会話している光景がドラマのワンシーンさながらに印象的でした。



そして郡上八幡は「名水百選」の宗祇水をはじめ各所に湧き水があり、水辺が豊富でした。





町全体を静寂が包んでいました...





▲燈篭のデザインが町並みに調和しています

▲宗祇水近くの清水橋から小駄良川を望む

■宗祇水(そうぎすい)
環境省が選定した「日本名水百選」の第1号に指定されたことで有名になった湧水。
しかし本来は由緒正しき史跡であり、文明3年連歌の宗匠・飯尾宗祇が郡上の領主である東常縁から古今伝授を受けて京へ戻る時に当時2大歌人である二人が、この泉のほとりで歌を詠み交わしました。
由緒ある泉です。




■やなか水のこみち
郡上八幡の代表的な情緒豊かなポケットパーク。
水の流れや渦を表現した長良川と吉田川から採取した約8万個もの磨かれた玉石が
水の流れが渦を表現するように敷き込まれています。




▲ちょっとでも足を滑らすと大変です

■いがわこみち
町内で最も大きな水路沿いの生活道路で、地元民も勧める散策路。
水路にはイワナ・アマゴ・コイ等が泳いでいる姿が見えます。




▲夏場は人が飛び込むという新橋から吉田川を望む



▲新橋を渡って、郡上八幡城のある山の壁を掘ってつくられた神農薬師

▲鳥居をくぐり階段を上って岩の上まで登る白龍神社

▲宮ヶ瀬橋

▲宮ヶ瀬橋から吉田川を望む
■吉田川
奥美濃の山々から流れ出ている川で、夏になると川遊びをする子供達で賑わっています。
鮎釣りやアマゴ(サツキマス)釣りの名スポットだとか。



ちょっと小腹が空いてきたので、美味しそうなサンプルが並ぶ店に寄ってみました。


▲レトロなハンバーグプレート

▲デザートにパンケーキ...

▲それからパフェもいいですね...

▲更に天丼!?

▲ラーメン!?

▲屋台の焼きそば!?

▲え、鮮魚!?

▲全く統一性がないので...
一見“何でもアリ”のファミレスが町屋造りの郡上八幡にあるのかと思いきや、
食品サンプルの『さんぷる工房』という店でした。

郡上八幡 は“食品サンプルのふるさと”と言われ、生産量は日本一。
飲食店等で目にするサンプルの半分以上が岐阜県で製造され、全国シェアは約60%をも占めています。

なぜ、ここ郡上八幡で食品サンプルの製造が盛んかというと...
“生みの親”である岩崎滝三氏が郡上八幡の出身なのです。
それがきっかけで広まり、現在は郡上八幡を代表する地場産業の一つとなっています。

食品サンプル=浅草・合羽橋道具街というイメージしかなかったので、これは意外な発見でした。




▲食品サンプル創作館「さんぷる工房」
こちらの城下町独特の築150年になる町家を改造した館内では食品サンプルの制作工程を見学したり、
サンプル作り体験も可能とのこと(要予約)

以上、駆け足で巡った郡上八幡を思い起こすと...
滞在時間が短くて食品サンプル作りの体験ができなかったのが非常に残念です。



郡上八幡エリアは自分の足で散策できそうな範囲に観光スポットがコンパクトに詰まっているので、またの機会に訪れてみたいですね。



つづく
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◆食品サンプル創作館「さんぷる工房」
http://www.samplekobo.com/

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