中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

国語の授業では

2018-07-09 20:34:18 | インポート
 創研塾の中1・中2の国語の授業では、読解問題を解く練習だけでなく、文章の要約も毎回行っています。
 まず新聞のコラム欄を音読します。難しい語句や時事用語を講師が解説した後、200字程度で内容を要約し、自分の要約をクラスの中で発表します。さらに、自分の考えや感想を200字で毎回書いています。文章をしっかりと読み取り、筆者の主張をとらえ、それを指定された文字数にまとめるトレーニングを繰り返すのです。さらに、時事問題に触れることで社会的な視野を広げたり、学校で学んだことやこれから学ぶことに関連付けたりすることを日頃から行っているのです。
 模擬テストを行っている会社の担当者から「模擬テストを受験する生徒たちは、選択問題や単語で答える問題には答えてくれても、記述式になると途端に書いてくれないことが多いです。」と聞いたことがあります。創研塾の生徒たちは都立入試で毎回出題される200文字作文においてどの程度書けばよいのか慣れ、当然記述式の問題への抵抗もありません。
 要約問題を何本も何本もこなし、生徒たちは少しずつたくましくなっていきます。


受験はマラソン

2018-07-09 17:26:14 | インポート
間もなく夏期講習が始まります。受験生、それも具体的に動き始めることができていない受験生には、受験はマラソンだということがあります。
受験におけるゴールである志望校は、すぐそばにはありません人によっては遠い先ということもあります。少なくとも、東京では高校入試はおよそ半年先です。また、合格に向けては長い期間、安定したペースで努力を続けることが必要です。受験勉強もマラソンも、最初だけあるいは最後だけ頑張れば良い、というものではないからです。また、何もしないで立ち止まっている時間には、他のライバルたちは志望校に向かって進んでおり、自分の順位はどんどん下がってしまうという点もマラソンに似ています。
もちろん、24時間365日ライバルたちから追い立てられている気持ちでいなさい、と言っているつもりはありません。毎日継続して行うことが何より大切、ということなのです。よくスポーツ選手が一日練習ができないとその分を取り戻すには三日かかるとか、一週間かかると言います。勉強も同じです。一日勉強をしなければ、相当の量を忘れてしまうのです。
こんな話をしながら、夏期講習に入っていきます。