慣れないことはするものだ。

　慣れないことをするのは、楽しいものです。
　最近、パソコンでの動画編集とお付き合いでゴルフをすることになりました。どちらも全く初めてと言う訳ではありませんが、なんとなくこれまで避けられるなら避けて通ってきてしまったことです。
　動画は学習塾団体の事務局をしている時、研修の様子（90分～120分、時にはそれ以上）を動画にまとめる作業を引き受けてしまいました。後で気づいたのが、120分の映像をまとめるには120分映像を見なければならないということです。さらにそれを編集しチェックする、などの作業を加えると膨大な時間がかかることになります。負担が大きく、次第にやらなくなってしまいました。
　ところが、仕事上の必要にかられて動画編集に再チャレンジすることになりました。やってみて驚きました。以前とは比べ物にならないくらい、動画編集ソフトが簡単になっていたのです。パソコンの処理能力も格段に上がり、感覚的には数倍～数十倍処理が速くなったように思います。できるようになると楽しいものです。
　ゴルフは、これまで何度も何度もお誘いはありましたが、全て断ってきました。が、今回ばかりは仕事のお付き合い上、断ることができず、参加させてもらうことにしました。小学校時代からの親友がゴルフが得意だと知っていたので、必要な道具や練習のやり方、打ち方などの相談に乗ってもらうと「これくらいしか教えてやれることはないから。」と（これまで彼からの誘いも断り続けていたにもかかわらず）快く引き受けてくれ、連休中に一度教えてもらうことができました。なかなか時間が取れず、まだ二回しか練習に行くことができていませんが、ほんの少しだけ上達したことが感じられ、楽しくなってきました。
　これまでやったことが無いものに対し、なかなかチャレンジする気持ちを起こさない子供が最近増えたような気がします。やってみたら楽しい、やってみたら面白い、何事もやってみてから判断する、そんなことを子供たちに知ってもらいたいとよく感じています。