算数・数学のセンスや図形の感覚を養うため、算数や数学のパズルを授業に取り入れることがあります。線対称の図を完成させる作業に昨日から取り組んでいます。ぶつぶつ言いながらも、どの生徒も黙々と取り組み、次々に図を完成させています。
一見、勉強とは関係なさそうにも見えるのですが、実は発想力や事務処理能力を鍛え、論理的に考えるトレーニングを積み、さらに集中力や長時間粘り強く取り組む経験を積むことにもつながっています。
高校受験生にとって、数学の入試問題においては空間図形を避けて通ることはできません。表面積を求めたり、体積を求めたり、図形の切断などもしょっちゅう出題されます。頭の中で図形がどのように変化するかイメージをすることは大変重要ですが、慣れていない生徒にとってはかなり大変な作業です。パズルなどを通じて感覚を鍛え、見た目で諦めることなく取り組むことにつなげていきます。