水曜日は多くの学校が早い時間に授業が終わります。部活を引退し、受験に向けて走り出した中3生たちは授業が無いにもかかわらず、夕方から塾に来て勉強をしています。今日は早い生徒は私が塾に到着するよりもずっと早い時間から来て自習を始めていました。
今日は自習をしている生徒たちから数学の質問が多く出たように思います。数学の易しい問題であれば、問題を見た瞬間に解き方がわかるものです。それはすでに見たことのあるパターンにはまっているからです。しかし、パターンにはまらない問題や難しい問題においては、思いついた解法で一度解いてみて、それが答えにたどり着かなかったり、想定から大きく外れた答えだった場合には、違う解法を考えてまた試してみる、そんなことを繰り返す必要があります。視点を変え、試してみて解答にたどり着かなかった考え方を思い切ってリセットし、新たに考えてみるのです。
視点を変えてみると意外なほど簡単だった、という問題が今日も何問もありました。生徒たちも「あぁ、そっか!」と思わず声を上げていました。
粘り強く、様々な視点からとらえ、いくつもの解法を試してみる、数学の難問を解くときに求められる力です。これは昨日行ったパズルでも鍛えられます。暗記やただ量を解くだけでは対応できない問題への対策も、創研塾はいつも考えています。